<JLPGA最終プロテスト 最終日◇7日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6462ヤード・パー72>1次からの受験者762人のうち、今年は21人がプロテスト合格を果たした。合格率2.8%の狭き門をくぐり抜けた選手が笑顔で戦いを終えた一方、最終テスト進出102人のうち81人は涙をのむことになった。
日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームメンバーの新地真美夏は、高校3年生だった昨年に続く2度目の受験でも合格に手が届かなかった。「タフな4日間でした。一打一打集中を切らさずプレーできたけど、初日のプレーが一番悔やまれます」と、「76」で82位と出遅れた第1ラウンドが重くのしかかった。インスタートの最終日も、序盤から2つ伸ばして圏内を目指したが、後半4、5番の連続ボギーなど「72」。トータル3オーバー・31位タイに終わった。それでも「今年は自分の一打に集中できていたし、そこは成長できた」と実感。「まだまだ変えないといけないところだったり、強みがあると思うのでそこをしっかり振り返ってもっと強い選手になりたい」と、来年の合格を誓った。女子ツアー通算1勝の荒木優奈の妹・七海は、最終18番のボギーで圏外に後退し、トータルイーブンパー・22位タイと合格に1打届かなかった。「最後はラフからフライヤーしてしまって」と、ボギーにつながるバンカーへ痛恨のショットが悔やまれる。涙がこみ上げるなか、「頑張ります」と言葉を振り絞った。この他、2023年の「日本女子アマ」覇者・飯島早織(トータル4オーバー・38位タイ)、21年の「アジアパシフィック女子アマ」優勝者で元ナショナルチームメンバーの橋本美月(トータル5オーバー・41位タイ)、昨年、史上初めて男子ツアーメンバーになった寺西飛香留(トータル13オーバー・77位タイ)らも合格ならず。飯島は「確率的に起こらないようなミスが頭をよぎって、どう打てばいいか分からなくなった」と悔しい気持ちを話した。また、昨年の「日本ジュニア」9位で、今年の「日本女子オープン」などにも出場した19歳の中嶋月葉は、第3ラウンドを終えた後、腰痛のため棄権。「2日目の早朝にぎっくり腰のような症状が出て、薬を飲んだけど動けなくなりました。来年、頑張ります」と無念の表情で会場を後にした。
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