<TOTOジャパンクラシック 2日目◇6日◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>米ツアー1年目の原英莉花が、米ツアー初優勝に向けて首位との差を縮めた。26位で迎えたこの日は、ボギーなしの7バーディを奪って「65」をマーク。トータル9アンダーまで伸ばし、首位と3打差の5位タイで週末に進む。
雨が降った初日から一転、この日は快晴に恵まれた。ショットも前日より安定し、フェアウェイキープ率92%(13/14)、パーオン率88%(16/18)を記録した。「一打一打、しっかり集中してプレーできたと思いますし、ティショットがラフに行かなかったので、しっかりピンに攻めていけました」と笑顔を見せる。好プレーを支えた要因のひとつが、「今週、ドライバーとスプーンとパターを新しく投入した」ことだった。なかでもパターは、普段から持ち歩いている2本とは別に新たなモデルを投入。オデッセイの『Ai-ONE MILLED ROSSIE V T』で、「大きくて重たい」タイプだ。今大会のグリーンが少し重く感じられたこともあり、ヘッドの重さを生かして「ストロークを出していくよりも、しっかりパチッと当てていくイメージ」で打つようにしている。ストロークでは「あまり振りに行かない」ことを意識している。その感覚を「とんかち」と表現する。ボールを釘に見立て、トンカチで打ち込むようにヘッドを動かすイメージ。フォローを大きく取るのではなく、インパクトでしっかりとボールを捉えることを重視している。「さらって打つよりかはしっかりパチっと、止めていくイメージ」と、フォローをあまり出さない。「緩んだりしないように当てる」。その意識が、イメージ通りの転がりにつながっているようだ。初日は2アンダーにとどまっただけに、この日は「しっかり伸ばしていきたい」と巻き返しを狙っていた。「希望がある。週末に向けていいプレーができた」と、納得のラウンドを振り返る。「あすから少し寒くなる予報なので、タテ距離などをしっかり調整して頑張りたい」と気を引き締めた。信頼できる新たな武器とともに、3日目もスコアを伸ばしにいく。狙うは母国での米ツアー初優勝。最終日に向けて、さらに勢いを加速させる。(文・高木彩音)
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