<JLPGA最終プロテスト 初日◇3日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6462ヤード・パー72>この1年、オーストラリアツアー、欧州下部ツアー、そしてツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインツアー」とさまざまな舞台を経験してきた木村葉月が、3バーディ、1ボギーの「70」で回り、2アンダー・13位タイで初日を終えた。昨年は最終ホールのボギーで1打落ちという悔しい結末だったが、「それはもう忘れました」と、新たな気持ちで4年連続の最終プロテストに挑む。
60台という目標に1打届かなかった初日のラウンドを、「80点」と自己採点した。「後半、もうちょっとバーディが取れるホールがあった。チャンスが少なくて、チャンスについても惜しい感じでパットが決まりませんでした」。前半のインは3バーディ・1ボギー。後半はすべてパーという内容だった。静ヒルズのインは14番から18番まですべて池が絡む難しいホールが続く。この日はその難所の入り口となる14番から連続バーディ。「14番(パー5)は73ヤードから54度のウエッジで手前1メートルにつきました。15番(パー3)は左から4〜5メートルですね」。愛知県出身の24歳は事もなげに振り返った。昨年、日本予選を勝ち抜き海外メジャー「全米女子オープン」に出場したことで、海外でプレーしたいという気持ちに火が着いた。今年1〜3月は、昨年末のQTで出場権をつかんだオーストラリアツアーでプレー。そこでの最高成績3位という実績が評価され、6月末から7月にかけては欧州下部ツアー3試合に推薦出場も果たした。「いろんなことを経験できた1年でした。いろんな人と回って、いろんなコースを回ったことで、技術もメンタルも全体的に底上げできたと思います」。今回プロテストに合格したとしても、海外でプレーする機会があれば、積極的にチャレンジしていくつもりだ。「今日は大きなピンチがなかったので、このままチャンスを待ちつつ、パー5ではバーディを取っていきたいと思っています。トータル2桁アンダーは出したいですね」。今年初参戦となったネクヒロには3試合出場し、19位、4位、15位と安定した成績。国内外で積んだ経験を生かし、今年は上位での合格を目指していく。(文・田中宏治)
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