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キャディバッグをタテに3本積める? 中国からやってきた日本の軽狙い撃ちEV「ラッコ」の実力に驚き!

中国発のEVメーカーと言えばBYD。続々と驚愕プライスを掲げた新型車をリリースしているが、衝撃となったのが日本の軽規格に合わせた軽ハイトワゴンEV、ラッコだ。品質はもとより、価格も衝撃的。日本の軽自動車を研究して作られたというラッコの実力に迫る!

【写真】キャディバッグがタテに3本余裕で積める! ラッコの大容量ラゲッジ

■サイズはもちろん、見た目もそのまま日本の軽自動車もちろん軽自動車という規格は日本にしかないもの。狭い国土のなか、日本人の足として進化してきた。そこに黒船としてやって来たのが、話題となっているBYDのラッコだ。規格として寸法を合わせただけでなく、コンセプトやデザインも軽自動車そのもの。日本にターゲットを絞って作られているだけに、見慣れたいつものあの姿。ただし、EVらしく、フロントまわりに未来感をプラスしていて、新鮮ではある。そして注目というか、驚くのが、装備の充実ぶりと豪華さ。例えば今や必須アイテムとは言え、日本の軽では上級グレードにしか装備されないことも多い両側電動スライドドアが、すべてのグレードで標準となっているのは驚くばかり。さらにこちらは上級グレードにはなるが、光った場所に足を置くとドアが開くなど、日本の軽ではありえないような機能も用意されている。それでいて価格はこなれていて、補助金も活用すれば200万円ほどで購入できるのは驚異的。登場以来、大いに話題になっているのもうなずける。

■シートの質もレベル高し! あえて未来感を抑えたインテリア

EVと言えば先進性や未来感を全面に出しがち。最先端の乗り物なので当然ではあるが、ラッコは軽自動車ということもあって抑え気味。例えばインパネは先進性などよりも質感重視で、見慣れたデザインでまとめられていて安心感がある。また操作系で、日本の軽自動車からの乗り換えでも戸惑うことはないだろう。ただ、だからといって機能的に従来レベルかというとそのようなことはなく、通信でソフトウェアのアップデートを行なうことができるSDVとなっている。これは軽初。SDVとは「ソフトウェア・ディファインド・ビークル(ソフトウェア定義型車両)」の略で、システムのアップデートや不具合解消はディーラーに入庫するのではなく、通信で行なうというもの。今後主流になる形式と言われ、それを先取りしているのは驚くばかりだ。そして肝心のシートもできはよくて、ふんわりと体を包んでくれ、座り心地は絶妙。上級グレードでは6ウエイの電動調整が可能となっているのもうれしいポイントだ。内容やできを考えるとおネダン以上。これがラッコの実力と言っていいだろう。

■コンパクトなシステムでもオールマイティな走り

走りのシステムも画期的で、モーターなどをコンパクトに収めた2in1という仕組みを採用。かなりコンパクトで、低い位置に搭載されているので、ボンネット内はほぼ何もない感じではある。それでも走りはEVらしく爽快で、乗り心地もいい。ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツ、スノーの4つが用意されているものの、スポーツでも過激ではなく、より気持ちよく走るためのモードと言ったところ。EVゆえの重ための車重や重心の低さを活かしてゆったりと懐が深い走りと言ってよく、クルマのキャラに合わせた走りだ。ちなみにスノーモードは4WDがないことの補完的なモードとなっている。日本の軽自動車をターゲットにしたというだけに、徹底的に参考にして作ったことがわかるできのよさで、日本車もうかうかしていられないレベル。軽ということを考えると航続距離も文句ないし、それに対する価格もリーズナブル。紹介したように装備も大充実している。日常の足としての使い方がメインだろうが、経済性も含めて実力は極めて高い。食わず嫌いはせず、興味ある方はまずは現車チェックをオススメする。BYD RACCO 300Premium◆全長_全幅_全高:3395×1475×1800mm ◆車両重量:1230kg ◆モーター種類:永久磁石同期モーター ◆最高出力:47kW(64ps) ◆最大トルク:160N・m(16.3kg-m) ◆ミッション:─ ◆WLTCモード一充電走行距離:320km ◆定員:4人 ◆価格:249.7万円

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