<Sky ALL Sky Dream Ladies Cup初日◇29日◇涼仙ゴルフ倶楽部(6,123ヤード・パー72)> 今季からネクヒロに参戦している松井雛が自己ベストを一気に3打更新する「65」をマーク、首位と1打差の7アンダー、4位と好スタートを切った。6年間苦しんできたショットのイップスが新コーチのもとで、改善の兆し。高校、大学を米国で過ごした24歳が実力を発揮し始めた。
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今大会が出場6試合目。これまでの5試合で一度もアンダーパーがなかった松井がバーディラッシュを披露した。「自分の思うようなゴルフができました」という前半に4バーディを奪うと、後半の出だしは勢いが止まったものの、上がり4ホールで3バーディ。ボギーなしのラウンドで伸ばし合いとなった上位争に割って入った。 より良い練習環境を求めて高校はフロリダ州のモーニングサイドアカデミー高に進学。日本でもルネサンス高に籍を置き、日米の両方の高校を卒業した。大学はネバダ大学ラスベガス校。アダム・スコットらを輩出したゴルフの名門校だ。今月上旬に日本で開催された米ツアー「ベイカレントクラシック」を観戦した際には大学のOBで面識のあるカート・キタヤマと挨拶を交わした。 「向こうは勉強ができないとゴルフをさせてもらえない感じなので頑張りました」と米国での学生生活は決して楽ではなかったが、昨年6月に無事に卒業。その後は日本に戻ってプロテスト合格を目標に練習の日々を送っている。 今年4月からは来週の最終プロテストでも注目される最強アマ・岩永杏奈らを指導する奥村竜也コーチに師事。長年苦しんできたイップスが改善しつつある。「だんだん良くなってきて、練習ではアンダーも出るんですけど、試合になるとイップスが出ちゃう。今回はその言葉を口にしないと決めて来ました」。クラブがインサイドから降りて、降り遅れる癖を修正するため、ラウンド中はダウンで右肩を下げないことに意識を集中させた。 今季から「打感が気に入っています」とキャロウェイのボール「CHROME TOUR」を使用している。いくらお気に入りのボールでもイップスで苦しいラウンドが続いたが、ようやくその性能をフルに発揮させることができた。 「今日のラウンドは自信になりました。明日も一打一打を大切に頑張ります」。次はこの自信を確信に――。今大会は脱イップスに向けて、大きなターニングポイントになりそうだ。※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。
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