<マイナビカップ(1日競技)◇22日◇福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6,457ヤード・パー72)> 昨季の年間女王、林亜莉奈が3アンダーで並んだ和久井麻由とのプレーオフを2ホール目で制し、今季2勝目一番乗りを果たした。昨季も初優勝を含む2勝を挙げており、通算では4勝目。大会前から2位につけていたマイナビポイントランキングでもトップとの差を大きく詰め、2年連続の女王戴冠に前進した。
開幕戦の優勝からポイントランキング首位を走ってきた久世夏乃香は最終プロテストに専念するため、今大会と続く2日間競技の第16戦は不在。チャンスと見た林は石井忍コーチら周囲にこの2試合で優勝して大きく差を詰めることを宣言して福岡に乗り込んできた。 そして有言実行ともいえる今季2勝目。「過去の3勝は追う立場からだったんですけど、今回は前半3アンダーで単独首位に立って、プレーオフなので追いつかれてはいるんですけど、初めて逃げ切りで勝てたので嬉しいです」。優勝を狙った試合で終われる立場という二重のプレッシャーをはねのけた。 正規の18ホールでグリーンを外したのは一度だけ。優勝を決めたプレーオフ2ホール目の「ティショットがドロップした感じで実はミスショットだったんですけど、それ以外に大きなミスはなかったと思います。バーディパットを外しても、またチャンスを作れる感覚があったので焦らずにプレーできました」。安定したショットがメンタルを支えた。 年間女王にこだわる理由を尋ねると「やっぱりジープですね(笑)」。林は年間女王戴冠により、株式会社ファイブスター東都から1年間ジープの車両提供を受けている。「ジープは憧れでもあったので、乗り続けたいですね」。これがタイトル防衛に向けた大きなニンジンというわけだ。 今年のプロテストは2次で敗退。翌週にはネクヒロに出場したが「落ち込むを通り越して“無”でした」と心ここにあらずだった。それでも直後に「日本女子オープン」に出場。予選を通過し4日間を戦い抜いた。「あのギャラリーの中でプレーするのは心が躍るし、幸せな空間でした。最後にスコアを落とした(55位)けど、今の私には大きな経験でした」。来年のプロテストに向けて、意欲を掻き立てられるには十分だった。 開催時期は変わったが、来週の第16戦はディフェンディングチャンピオン。「初優勝したコースなんで楽しみです。このコースが得意なんだというのを見せられるプレーがしたいですね」。大会連覇&2試合連続優勝を達成すれば、2試合で差を詰めるどころか、ポイントランキングでも逆転トップに立つ。※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。
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