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日産復活の起爆剤、真打ち登場! 磨きをかけたエルグランドは最高のゴルファーズカーだ

なにかと気になる日産の動向。復活の切り札のなかでも本丸とされるエルグランドがついに姿を現した。トヨタのアルファード&ヴェルファイアの強固な牙城に対して、エルグランドは切り込めるのか? 日産のフラッグシップとなるラグジュアリーミニバンの実力を、走りや内装、使い勝手などから多角的にチェックした。

【写真】これが無重力級の快適さ? 並々ならぬこだわりを感じる極上シート

■威風堂々、エルグランドの世界観はやはりこうでなくてはかつて日本のラグジュアリーミニバンの王者はエルグランドであり、アルファード&ヴェルファイアの元祖となるグランビアなどに対しては優位に立っていた。その後はご存知の通りだが、そこからいかに復活するかというのが新型エルグランドの使命と言っていい。まずは気になるデザインから見ていくと、すでに発表されているプロトタイプと大きく変わるところはなし。グリルは日本伝統の組子をモチーフにしたもので、存在感演出をアシスト。先進性もかなりある。上下2段構えのヘッドライトなど、今までの雰囲気を残したエルグランドらしさを感じるデザインとなっている。実際のボディサイズも全長=4995mm、全幅=1895mmと堂々としたものだ。ちなみにアルファードと全長は同じで、全幅はエルグランドのほうがわずかに大きい。一方、リアは先進性を強く押し出したフロントから一転して、落ち着いた感じで安心感が漂ってくるデザインでまとめられているし、往年のエルグランドっぽさも残されている。そもそも基本であるLLクラスのラグジュアリーミニバンらしさは一見しただけで強く伝わってくるので、ゴルフ場のエントラントでもかなり目立つだろう。

■その名もゼログラビティシート! シートへの並々ならぬこだわりあり

プレミアム&ラグジュアリーミニバンの真骨頂は2列目シートだ。アルファードのエグゼクティブラウンジシートにどう対抗するのかが非常に興味があるところで、エルグランドの2列目はゼログラビティシートと銘打っている。ゼログラビティ、つまり無重力状態を目指していて、実際に座ってみると体圧分散を細かく煮詰めていて、広い面積でゆったりと体を支えてくれることがわかる。どこかに力が掛かって、そこが痛くなってくるということはまったくなかった。このほか、ヘッドレストの柔らかさにこだわっていたり、より肩の部分を自然に支えてくれるシートバックのデュアルリクライニングなど、実に芸が細かい。もちろんシートヒーターなどの快適装備も充実。アームレストは可変タイプとなるが、これはこれで乗り降りがしやすいなどのメリットは多い。なお、VIP専用として固定式アームレスト仕様の導入も検討されているとのこと。フロントシートについても出来はかなりいい。座り心地はもちろんのこと、運転する楽しさも追求していて、肉厚でクッションがしっかりと効いた感じ。ステアリング操作などで体がブレることもない。またノートオーラでお馴染みのBOSEのプレミアムサウンドシステムもオプションで用意されていて、ヘッドレストにスピーカーが付く。また日産と言えばオットマンだが、2列目はもちろんのこと、助手席にも付いている。インパネまわりのデザインは水平基調を中心としたシンプルなもの。飽きることなく、長くじっくりと使い込める感じだ。また大型のセンターコンソールはアームレストになっているなど、シンプルながら実用性についてもよく考えられている。インテリアカラーについては写真の銀雪のほか、紫檀、ダークの3色を用意。エクステリアについても漢字表記のカラーが用意されていて、和のテイストを取り入れているのがエルグランドの注目ポイントでもある。

■とにかく静か! 先進的な走行制御が生み出す極上の走り

装備の豪華さや高い質もさることながら、日産の身上はやはり走り。新型エルグランドは当然この点も抜かりなしで、パワーユニットは第3世代e-POWER、4WDシステムのe-4ORCE、電子制御ダンパーを採用したインテリジェントダイナミクスサスペンションなど、持てる技術を余すところなく投入している。安全装備が充実しているのも日産のこだわりで、人気の高いプロパイロットは2.0をオプションで用意していて、高速道路でのハンズフリー走行や車線変更サポートなども可能になっているので、エルグランドのキャラクターをさらに引き立ててくれるだろう。乗ってまず感じるのは、パワフルで巨体とも言えるボディをなんなく加速させて、爽快な走りが楽しめる。エンジンがほぼ一定回転数で回っていることに加えて、アクティブノイズコントロールのおかげもあってとにかく静か。そして走行時の安定性も高く、前後左右、全方向で制御。加速減速、コーナーなど、あらゆるシーンで走りは段違い。しっかりとエルグランドならではの世界観を作り上げていることが体感できた。NISSAN ELGRAND G e-4ORCE◆全長_全幅_全高:4995×1895×1975(プロパイロット2.0装着車は1970)mm ◆車両重量:2440kg ◆エンジン形式:直3DOHC+2モーター ◆総排気量:1498cc ◆エンジン最高出力:103kW(140ps)/5000rpm ◆エンジン最大トルク:228N・m(23.2kg-m)/3600rpm  ◆モーター最高出力:フロント=151kW(205PS)/4400-8500rpm リア= 100kW(136ps)/5500-10900rpm ◆モーター最大トルク:フロント=330N・m(33.7 kg-m)/0-4300rpm リア=195N・m(19.9 kg-m)/0-3000rpm ◆駆動方式:4WD ◆WLTCモード燃費:16.8km/? ◆定員:7人 ◆価格:757.9万円

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