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LIVからPGA復帰に“特例なし” ロラップCEOが示した3つの道

LIVゴルフを離れた選手たちが、すぐにPGAツアーへ戻れるわけではなさそうだ。PGAツアーのブライアン・ロラップCEOは15日、LIV勢の復帰について現在の方針を明かした。

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LIVゴルフは9月8日、米連邦破産法11条の適用を申請。裁判所の監督下で再建手続きに入っている。こうした状況を受け、LIV所属選手がPGAツアーへ早期復帰できる特例措置が設けられる可能性にも注目が集まっていた。しかし、ロラップCEOは火曜日の会見で、今年ブルックス・ケプカの復帰に用いられた「Returning Member Program(復帰メンバー・プログラム)」と同様の制度を再び設けることについて、現時点では検討していないと説明した。「数週間前にアトランタでも話した通り、PGAツアーで再びプレーしたい人にとって、大きく3つの道がある」ロラップCEOが示した3つのルートは以下の通りだ。■1、出場停止期間を終え、競技で復帰を目指すLIVを離れた選手が、すぐにPGAツアーの大会へ出場できるわけではない。無許可大会への出場に関連した待機期間が設けられており、パトリック・リード(米国)のケースが一つの例となる。リードはLIV参戦前にPGAツアーのメンバー資格を返上。最後に未承認大会へ出場してから1年間、新たな未承認大会に出場しなければ、2026年8月25日から非会員としてPGAツアーに出場できるとされた。スポンサー推薦や予選会などを利用し、再び出場機会を得ることになる。一方、ケプカは一度限りの復帰プログラムを利用。高い実績基準を満たした選手だけが対象となり、今後5年間の「Player Equity Program」への参加資格放棄や、500万ドルの慈善寄付など、大きな条件が課された。この制度の申請期間はすでに終了している。■2、DPワールドツアーを経由して復帰を目指す2つめのルートが、DPワールド(欧州)ツアーを経由する方法だ。ティレル・ハットン、トム・マッキビン、アドリアン・メロンク、ダビド・プイグらLIV所属選手の一部は、条件付きながらDPワールドツアーとの関係を維持している。また、DPワールドツアーのQスクールを通じて、出場資格の確保や強化を目指す選手もいる。日本の浅地洋佑らは、今月行われたQスクールのファーストステージを突破した選手の中に含まれている。PGAツアーは2028年から、「PGAツアー・チャンピオンシップシリーズ」と「PGAツアー・チャレンジャーシリーズ」による新たな競技構造へ移行する予定。DPワールドツアーがこの新制度にどのように組み込まれるかは、現在も協議されているという。■3、下部カテゴリーから這い上がる3つ目は、より下のカテゴリーから競技を勝ち上がり、PGAツアーへの復帰を目指す方法だ。ロラップCEOが繰り返し強調する「実力主義」に最も近いルートともいえる。2028年からは、PGAツアー・チャレンジャー・シリーズの上位20人がチャンピオンシップ・シリーズへ昇格。さらに、チャレンジャー・シリーズで2勝した選手には、シーズン途中での昇格資格が与えられる。Qスクールからもチャレンジャー・シリーズへの道があり、上位5人には翌シーズンの出場資格が与えられる。チャレンジャー・シリーズの一部大会では、オープン予選から出場できる枠も設けられる予定だ。さらに、シーズン終了後には「ラストチャンス」シリーズが行われ、3人にチャンピオンシップ・シリーズの出場資格が与えられる。ただし、LIV選手にとっては、未承認大会への出場に伴う待機期間が大きな壁になる。LIVを離れた直後からPGAツアー公認の予選会に出場できるとは限らず、まずは規定に沿って資格を得る必要がある。裁判所への提出書類からは、LIVが抱える財務問題の規模も明らかになった。ロイター通信によれば、資産は1億〜5億ドルに対して、負債は5億〜10億ドル。LIVの有力選手も無担保債権者に含まれている。LIVをめぐる環境が大きく変化するなか、PGAツアーへの復帰を目指す選手にとっては、特別措置を待つのではなく、既存のルールに沿った3つのルートをたどることが求められそうだ。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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