同じ『7番』だとしても、構造やロフト角で弾道が大きく変わるアイアン。各社の協力を得て、精密機械によるロボット試打で最新32モデルの7番アイアンの飛距離やスピン量を完全計測。今回はスピン量ランキングを紹介する。
【ロボット試打】スピン量ランキングトップ10をまとめて公開 10位と1位では600回転の差があった!
◇ ◇ ◇アイアンショットにおいて、最終的に求められるのは“ボールを狙った位置で止める”ことだ。しかしながら、グリーンをキャッチしたと思ったのに、行ってみたら奥までコロがっていたなんて経験がある人も多いだろう。その原因の一つはスピン量だ。一般的にアマチュアゴルファーは十分なスピン量に達していない傾向がある。スピンが少なければ、揚力(浮こうとする力)が生まれづらいため、弾道が低くなってランが出やすくなってしまう。プロゴルファーの海老原秀聡は「7番アイアンでグリーンに止めるなら、スピン量5,000rpmは欲しいですね」と話す。そこでALBA Netでは、14メーカーの協力を得て、精密機械によるロボット試打で最新32モデルの7番アイアンのデータを計測。今回紹介するのはスピンの入ったトップ3モデル。注目は2位となったテーラーメイド『Qi MAX LITE』。MAX系特有の構造とロフト角31度が相まってこういった結果になった。また、首位となった『X FORGED』は今回のテストで唯一6,000回転を超える結果となった。------------------------------------------------【3位 コブラ『3DP MB』(34度)】スピン量 5,875rpm3Dプリンターを使用し、2,600層にも及ぶ積層製法にて作られたモデル。マッスルバックの見た目ながらも、内部を格子構造にすることでできた60gもの余剰重量をトゥとヒールの低い位置に配置し、寛容性の高い仕上がりになっている。【2位 テーラーメイド『Qi MAX LITE』(31度)】スピン量 5,926rpm『Qi MAX』アイアンと同じ構造のまま、軽量化させて、ロフト角を31度に寝かせたモデル。パワーがなくても高弾道ボールが打ちやすい設計となっている。【1位 キャロウェイ『X FORGED』(33度)】スピン量 6,072rpm「S15C」を採用した軟らかい打感が魅力の軟鉄鍛造アイアン。バックフェースの肉厚な三角形部分を前作よりも中央に集約したことで打感の良さが向上している。------------------------------------------------なお、テストはゴルフクラブ試打マシーン・ミヤマエ『ロボ3』を持つ、プロギアのR&Dセンターで実施。計測機は『REDEYES』を使用。一般的な下記条件で測定した。■テスト条件■●出力設定(振りスピード)RSドライバー(Diamana S:2022年)でヘッドスピード42m/sとなるようロボットの出力を統一。→一般的な成人男性ゴルファーを想定。●軌道設定PRGR02アイアン(2023年)の7番アイアンで以下となるように設定。ヘッド軌道:−4度(ダウンブロー)打ち出し角:19度バックスピン量:5300rpm前後サイドスピン量:±100以下→ 現実的な“ナイスショットの基準値”に合わせて調整。●使用ボールタイトリスト『Pro V1』→24度の保温器で管理し、外気温の影響を排除。●打点位置フェース面垂直高さ17mm、スコアラインセンターに打点設定。左右打ち出し0度になるよう微調整。→「真芯のショット」を統一して比較できるよう設定。●計測器PRGR REDEYES高速度カメラによるインパクト解析+弾道シミュレーション。→ 打ち出し直後のスピード、スピン等細部まで精密に取得。試打をした全クラブは下記の通り。オノフ『AKA』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)キャスコ『ORCA STUDIO』29度/N.S.PRO 850GH neo(S)キャロウェイ『QUANTUM MAX』29度/N.S.PRO 950GH neo(S)キャロウェイ『QUANTUM MAX FAST』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)キャロウェイ『X FORGED』33度/Dynamic Gold MID 115(S)キャロウェイ『X FORGED STAR』29度/N.S.PRO 950GH neo(S)コブラ『3DP MB』34度/Dynamic Gold MID 115(S)コブラ『3DP TOUR』31度/N.S.PRO MODUS? TOUR105(S)コブラ『3DP X』29度/N.S.PRO 950GH neo(S)ゴルフパートナー『NEXGEN NS250』29度/N.S.PRO 950GH neo(S)ダンロップ『XXIO14』28度/N.S.PRO 850GH neo DST(S)ダンロップ『XXIO14+』28.5度/N.S.PRO 950GH neo DST(S)ダンロップ『スリクソン ZXi5(26年発売)』31度/N.S.PRO 950GH neo(S)ダンロップ『スリクソン ZXi7(26年発売)』32度/Dynamic Gold S200ダンロップ『スリクソン ZXiR』28.5度/N.S.PRO 950GH neo(S)テーラーメイド『Qi MAX』28度/N.S.PRO 910GH(S)テーラーメイド『Qi MAX LITE』31度/N.S.PRO 790GH(S)ピン『G740』28度/AWT 3.0 LITE(S)ピン『i540』29度/AWT 3.0 LITE(S)PXG『0311 P GEN8』30度/V2 Elevate Tour(S)PXG『0311 T GEN8』32度/N.S.PRO MODUS? TOUR105(S)PXG『0311 XP GEN8』27度/N.S.PRO MODUS? TOUR105(S)フォーティーン『TB-3 FORGED』30度/FS-90i(S)ブリヂストン『100CB』32度/N.S.PRO MODUS? TOUR105 DUAL FLOW(S)ブリヂストン『200CB+』31度/N.S.PRO MODUS? TOUR105 DUAL FLOW(S)プロギア『PRGR01』32度/スペックスチールV Ver.2(S)プロギア『PRGR02』30度/スペックスチールV Ver.2(S)本間ゴルフ『T//WORLD Px』30度/N.S. PRO950GH neo(S)本間ゴルフ『T//WORLD TOUR V』32度/N.S.PRO MODUS? for T//WORLD BLACK(S)本間ゴルフ『T//WORLD Vx』30度/N.S.PRO MODUS? for T//WORLD RED(S)本間ゴルフ『TW777 PCB MAX』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)ミズノ『JPX S40』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)
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