<ツアー選手権 最終日◇30日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7440ヤード・パー70>
2026年シーズンの“年間王者”が決する大一番、PGAツアープレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」の最終日は、まさに世界ランキング1位の真骨頂。スコッティ・シェフラーが3打差をひっくり返す圧巻の逆転劇を披露。「65-67-66-66」で自身2度目となるフェデックスカップ年間王者の座に輝き、PGAツアー通算22勝目を手にした。 ■『Qi4D』で圧巻の350ydドライブを記録! 2戦前の「フェデックス・セントジュード選手権」で“ツヤ有り”クラウンの『Qi4D』ドライバーを投入して21勝目を挙げたシェフラー。ここ2戦でより慣れたのか、飛距離向上は最終戦でも遺憾なく発揮された。最終日の17番ではフェアウェイ左サイドへ350yd、ボール初速185mph(約82.7m/s)のビッグドライブを披露。また、最終18番でも池に入れないよう大きくカットしても183mph(約81.8m/s)で330yd地点まで運ぶなど、以前の1Wより飛ばしに磨きがかかっていた。
米国テーラーメイドのツアー担当・エイドリアン・リートフェルト氏は「スコッティは当初から『以前のドライバー(Qi10)よりも速くスピンも良い』と話していました。我々は彼のフィードバックに基づき、4つの可変ウェイト調整(トウ13g/ヒール10g、バックトウ4g/バックヒール4g)からアドレス時の見え方まで完璧に仕上げました」と明かす。今季平均178.78mph(約79.92m/s)だったボール初速だが、『Qi4D』の投入で最終戦は180mph台中盤を連発していた。 ■前回の勝利ギアから“3I”を排除、新兵器『Qi4D 7W』を追加! 今回の注目は、前回勝利時の「3,4UTI(ZU85)」の構成から、3番アイアンを外して『Qi4D』の7Wを再投入した点だ。この7Wには緻密なスペック調整が施されている。通常3Iで打つ240ヤードのキャリーをより高く、安定して止めることが目的で、打ち出し角が約1.5〜2度、スピン量が約1500rpm増える計算だという。
リートフェルト氏によると「彼の3Wは飛ばしすぎないよう抑えて調整しているため、5Wを入れると飛距離が長くなりすぎてしまう。そこでロフトを寝かせた7Wのヘッドに5W並みのスペックを落とし込み、スピン量と打ち出し条件は7W並みに調整しました」とのこと。結果、シェフラーが「ハイワン」と呼ぶ球は、打ち出し角14.9度、スピン量5175回転で245ヤードを安定して飛ばせる仕様になっているという。 ■18勝の『Spider Tour X』とタイガー由来の『P7TW』 グリーン上では、2024年3月以降だけで18勝も積み上げた『Spider Tour X』が今週も威力を発揮。視認性を高める「トゥルーパスアライメント」と「クランクネック(L-Neck)」が変わらず自信に満ちたパットを生み出した。また、2020年のマスターズ最終日でタイガー・ウッズと同組で回ったことをきっかけに投入された『P7TW』アイアンも、今大会のパーオン率1位(79.17%)、SG:アプローチ・ザ・グリーンでも1位(7.042)と、正確無比なショットで王者奪還を力強く後押しした。
【スコッティ・シェフラーの優勝ギア】1W:Qi4D(7.8° Ventus Black 7X 先詰1? 45?D4)3W:Qi10(15° Ventus Black 8X)7W:Qi4D(20° Ventus Black 9X 先詰2? 41.375? D4)4UTI:スリクソンZU85(DG X100)5I〜PW:P7TW(Dynamic Gold X100)A,SW:ボーケイSM8(50.12F, 56.14F DG Tour Issue S400)LW:WedgeWorks SM9(60T DG Tour Issue S400)PT:Spider Tour X L-Neck(2.0° 35.5?)BALL:タイトリストPro V1
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