<CPKC女子オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・メイフェアGC(カナダ)◇6452ヤード・パー70>精密機械のような正確さで初日に続き8バーディを奪った山下美夢有が、ボギー2つもありながら、トータル14アンダーまで伸ばし、リードを5打に広げて首位のまま決勝ラウンドに向かう。
【写真】山下美夢有みたいな“完ぺきオンプレーンスイング”の作り方
前日は「62」のビッグスコア。2日目は風がやや強まった午後のプレーでも、巧みなプレーぶりでスコアを伸ばし続けた。出だしの1番でバーディを先行させたが、2番でボギー。それでも「集中力を切らさずに回れた」と、4番から3連続バーディを奪う。8番でも伸ばし、後半も3バーディにボギーは最少のひとつに収めた。「今週はスイングのリズムだったりとか、プレースタイルとか、ぱっぱっと決めてできている」と、山下らしいゴルフが戻ってきた。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ「AIG女子オープン」(全英)で無念の予選落ちを喫し、失意のまま一時帰国。2週間じっくり心と体を休めつつ、調整もうまくいったという。「このコースはフェアウェイが狭くて、ドッグレッグも多いし難しいけれど、その中でしっかり攻めるところは攻めるゴルフができている」と、すぐに決断することでバーディ量産に成功した。9番ではティショットをラフに打ち込むも、すぐさまレイアップを選択。無理にグリーンを狙わずに2打目でフェアウェイに戻し、68ヤードの3打目は3メートルほどにナイスオン。これを沈めてパーをセーブした。大きなケガなく、後半に入ったのが大きかった。「何より100ヤード以内がチャンスにつく回数が多かった。何個か外してしまいましたけど、きょうもフィーリングとしてはいいラウンドができた」と納得の表情だ。ここ最近はスイングを気にするあまり、「(コース)マネジメントをしている感じではなかった」と、クラブを振る動作ばかりに意識が向いていた。全英後の一時帰国でそこに気づき、「気持ちのコントロールも変わってきた」と休養が好循環を生んでいる。予選ラウンドの126ストロークは大会記録。ツアー全体でも2013年にインビー・パーク(韓国)が記録して以来となった。2日目を終えて首位に立ったのは、昨年の全英以来2度目のこと。ハマったら止まらない山下の強さ。全英に次いで、今度はカナダのナショナルオープンでもその強さを発揮する。
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