<アムンディ・エビアン選手権 2日目◇10日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>メジャー昇格前には小林浩美(1997年)、宮里藍(2009、11年)が、そして昇格後の24年には古江彩佳が制している大会は、今年もここまで日本勢の活躍が目立っている。コース全体がタイトで、距離も長くないため“日本人向きのコース”とも言われるが、まさにそんな様相を呈している。
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トップ10にはトータル10アンダーで、首位と1打差の2位につける岩井明愛を始め、西郷真央(3位タイ)、山下美夢有(5位タイ)、渋野日向子、原英莉花、佐久間朱莉(すべて9位タイ)の6人が入っている。最上位につける岩井は、首位の座こそ譲ったものの、「69」でまとめ決勝に進んだ。見せ場のひとつが、後半に迎えた打ち下ろしの2番パー3。9番アイアンで打ったティショットは、あと少しでホールインワンという会心の一打になった。「方向的によかったし、あとは距離感だったけど、いいところに落ちました」。ピンのやや右を狙ったショットが、ドンピシャでハマった。ただ、その後の6番パー4では、ティショットを左ラフに曲げると、木の上を通そうとした2打目のショットがその木に直撃。さらに3打目もラフから抜けられず、結果的に4オン2パットのダブルボギーを叩いた。ただ、ここも前向き。「所々でミスショットが出てしまうのは悔しいけど、ティショットは仕方ない。そこからのリカバリー次第でスコアを作れる」。1つのミスくらいではめげずに3日目以降も戦う。日本勢との上位争いについては、「日本の選手が好きなコースだと思う。みんな伸ばしてくるとは思うけど、自分のペースで頑張ります」と話す。初出場だった2024年は10位で終えたが、昨年は予選落ちを喫した大会で、まずはリベンジに成功。「緊張感のなかでプレーできるのもそもそもうれしいし、楽しみたい」と、自然体を貫くつもりだ。西郷は傾斜の強いポイントでボールが止まったり、番手間の距離を握らされることも多く、パターでパーを拾う展開が続いた。それでも終わってみれば3つのバーディに加え、ボギーなしの「68」で3位をキープ。最終9番は、ティショットから3Wを続け2オンに成功した。「思ったよりも届きそうだったし、いいショットができた」というバーディ締めは明日につながる。上位での決勝進出も「自分が納得するプレーを心がけているので、順位は気にせずにやりたい」と話した。山下も「いいパッティングも決まってくれて、いいラウンドができた」と、「66」で35位から浮上したことに納得の表情。前日は暑さのなかで回ったラウンド後、2時間近く練習に向き合った。「もうちょっと合わせていきたい」とさらに状態を上げることが狙い。昨年の「AIG女子オープン」(全英女子)に続くメジャー2勝目に向けても好位置だが、「いつも通り。気持ちを強く持ち過ぎず、淡々とプレーしたい」と、こちらも自然体を強調した。この他、トータル4アンダー・18位タイに勝みなみ、トータル3アンダー・23位タイには笹生優花、桑木志帆も続いている。日本勢による週末のし烈な争いにも期待したい。(文・間宮輝憲)
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