不調が報じられる日産の起死回生として期待されているのがエルグランドだ。ゴルフにはゆったりと行きたいと誰もが思う。やはりトヨタのアルファード&ヴェルファイアは見た目もいいし、高級。最近ではその上を行くレクサスのLMも人気で、1520万円からというプライスながらよく見かけたりもする。ラグジュアリーLクラスミニバンなのだが、ここにエルグランドは割って入る形になる。
【写真】アルファードとどう違う? 新型エルグランドの和モダンな「2列目シート」と未来的な運転席
タイトルには「奪還」の文字があるが、実はこのクラスの先駆車&ヒット作は1997年に登場したエルグランドだから。トヨタはグランビアなどで迎え撃ったものの、エルグランドに惨敗。雪辱を果たすべく、その後トヨタはアルファードへと進化させ、走りも含めた高級感を磨くことで王者となった経緯がある。つまり、新型エルグランドの登場は非常に意味のあるトピックと言っていい。■プロトタイプから見えてきた新型エルグランドの実力 4代目となる新型エルグランドの登場は2026年7月半ばとなる模様だが、先駆けてプロトタイプが発表され、試乗も行われている。まず見た目については、2025年の東京モビリティショーで発表されたショーモデルと大きく変わるところはない。エルグランドらしさを残しつつ、ツルリとしたフロントマスクなど、EVのアリアに似た未来感を取り入れている。ただし、このクラスで重要な押し出しの強さは控えめではある。ボディサイズは45mmほどアルファードよりもワイドになっているので、どっしり感はある。 そして気になる室内はというと、こちらも落ち着いた雰囲気で高級感を演出している。その背景にあるのが和のテイスト。ノートやアリアなどでも採用されているのだが、ツルリとしたフロントマスクが格子柄となっているのは和をモチーフにしているから。カラー名も、ボディならフジトーンやシゴク、内装はシタンなども和っぽいものが多い。 肝心の2列目シートはアルファードなどのエグゼクティブラウンジのような飛行機のビジネス&ファーストクラスのような囲まれたタイプでなく、見た目は一般的なシートで、アームレストは別途装着される。見た目は豪華で座り心地も上々などから、あえて一線を画す作戦に出ていると思われる。
■モーターで走るe-POWER投入! 日産らしさ全開の走り性能 現在わかっているのは、エンジンは発電に徹して、作った電気でモーターを回す日産自慢のe-POWERとなること。しかも最新の3世代目で、エンジンの効率も上がって発電回転は下がっているようで、パワフルな走りにつながっているし、もちろん燃費もいい。駆動方式はe-4ORCEと呼ばれる4WDのみで、前後のモーターをうまく制御して、コーナリングやブレーキ時の姿勢安定など、こちらも日産自慢の制御技術が活かされる。
■鉄壁の守り、迎え撃つライバルたちを撃破できるか? クルマの作りとしては、コンセプトやデザイン、装備も含めて意外に真逆な感じではある。ただ、買い手、つまり乗り手としては快適に移動できればいいし、そこにプレミアムLクラスミニバンならではの押しと存在感があればいい。アルファードとヴェルファイアだけでなく、その上にはレクサスLMがいるという布陣をどう崩すか。2列目シートの作りの差がどう出るか? 価格はまだ発表されていないし、装備もまだほかにあるかもしれないだけに、この戦いから目が離せない。
◇ ◇ ◇目立ちすぎじゃない?→関連記事で【ゴルフ場で二度見確定! トヨタの巨大怪獣「タンドラ」は最強のゴルファーズカーになるか?】を掲載中
<ゴルフ情報ALBA Net>






