<日本女子アマチュア選手権 Presented by カープレミア 初日◇16日◇北海道ブルックスカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72> 先週の「宮里藍 サントリーレディス」で、ツアー史上4人目、アマでは初(ホールバイホールの記録が残る1990年以降)となる2ホール連続イーグルを達成した長澤愛羅(日本ウェルネススポーツ大1年)の勢いが止まらない。「ノーボギーで回れたことがよかったです」。4アンダーで上位フィニッシュの結果は、胸を張ることができる。
「本当に信じられないというか、ちょっと何が起こってるんだっていう感じ」。神戸で起こった最終日のできごとは、今も驚きの方が大きい。前半の10番パー4で2打目が直接カップインし、さらに実測179ヤードの11番パー3ではホールインワンを達成。するとその快挙は一斉に報じられ、ラウンド後には「ほとんどラインですが70件(のメッセージ)は来てました」と大きな反響になっていることを体感した。 結果も10位とトップ10に入り、気持ちよく女子アマチュアゴルファー日本一決定戦の舞台に向かう…はずだったが、北海道入りした前日15日(月)には、思わぬ“トラブル”にも見舞われた。 「朝来たんですけど、バッグが届かなくて…」。国内便では珍しいロストバゲージにより、予定が狂わされた。荷物自体は次の便で届いたものの、待ちぼうけにより予定していた練習ラウンド開始時間には間に合わず。コースに着いてからはパターのみを携え、半分だけ歩いてチェックするにとどまった。 今回の会場となるブルックスは初めて回るコース。そんななかの“突貫工事”で、この成績を残したことは大きな意味を持つ。「きょうは練習するなっていう意味なのかと思って、昨日は他にはショットを少しやっただけ」。激闘を終えた直後のクールダウンと前向きにとらえた。 このポジティブな気持ちは、好結果につながる。スタート直後の10番パー4では、残り15ヤードのアプローチが直接決まるチップインバーディ。12番、16番もミドルレンジのパットを決めた。さらに最終9番は10メートルをねじ込んで奪ったもの。「まっすぐの上りで打てば入るなと思った。ちょっと強めに打ったら入ってくれたのでよかった」。幸運を引き寄せる力も健在だ。 「獲りたい」。このタイトルへの思い入れは、もちろん強い。そのために、最低でも2ケタアンダーまで伸ばすことをまずは目指していく。今年は2度目のプロテストも待っている。初挑戦だった昨年は最終まで進みながら、合格まで5打及ばず涙をのんだ。ここで勝てば、今年も最終テストから挑むことができる。それも大きなモチベーションになりそうだ。(文・間宮輝憲)
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