<ダウ選手権 3日目◇13日◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6301ヤード・パー70>渋野日向子&勝みなみの『HinaMina』が首位と3打差のトータル7アンダー・4位タイに浮上し、優勝争いに加わった。では、そもそも米国女子ツアー唯一のダブルス戦とはどのような大会なのか。
ダウ選手権は2019年に新設されたLPGAツアーの公式大会であり、れっきとしたツアー競技。通常の個人戦とは異なり、ペアで戦う特別フォーマットとして実施されている。もちろん、今大会で優勝すれば、それぞれの通算勝利数に1勝が刻まれる。昨年大会を制したイム・ジンヒ&イ・ソミ組(ともに韓国)も、それぞれキャリア初優勝として記録された。もし渋野と勝のペアが勝てば、渋野は2019年「AIG女子オープン」(全英女子)以来となる通算2勝目、勝にとってはツアー初優勝となる。ポイント面でも特徴がある。メジャーを除く通常大会の優勝が500ptであるのに対し、本大会は410ptがそれぞれに付与される。一方で、世界ランキング(ロレックスランキング)ポイントは付与されないため、個人戦とはやや異なる位置づけでもある。現在ポイントランキング109位の渋野にとっては、大量ポイント獲得のチャンスでもある。4週後のメジャー「アムンディ エビアン選手権」では現時点でリザーブ3番手につけており、今大会の結果次第では出場を手繰り寄せる可能性もある。さらに、フルシードに相当する『カテゴリー1』(同80位以内)入りに向けても重要な一戦となる。「しっかり上位を狙いにいけると思うので頑張りたい」(勝)、「2人で私たちらしく、いいスコアを出せるように頑張りたい」(渋野)。今季ここまで日本勢の優勝がない中、唯一のペア戦でその流れに風穴を開けたい。(文・齊藤啓介)
<ゴルフ情報ALBA Net>






