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初日56位から気がつけばネリー・コルダ 14歳でデビューした大会で13年後に初制覇「夢を見ている気分」

<全米女子オープン 最終日◇7日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>1打リードで迎えた18番。86センチ(2フィート10インチ)のウィニングパットは、カップ左縁から3分の1ほどくるりと回って沈んだ。ドキッとさせる1打に、世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)は驚き、右手で口を押えるしぐさを見せたあと両手を高々と上げた。今季の「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝。ツアー通算19勝目、メジャー通算4勝目を手にした。

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「あの瞬間を思い出させないで。きっとこれから何度もその映像を見ると思う。ソフトクリームの渦巻きみたいにきれいに締めくくれた」と笑って振り返ったが、ラウンド中はスキを見せることはなかった。 初日2オーバー・56位タイ出遅れたコルダは、2日目、3日目と「67」をマークしてトータル6アンダーの首位タイで最終日を迎える。上位争いは大混戦となったが、17番パー5でバーディを奪って単独首位に浮上。トータル8アンダーで逃げ切り、大会初優勝を遂げた。 「いつも最も重要なタイトルと思っている」と位置付けていたコルダ。セボナックGC(ニューヨーク州)で行われた2013年大会に14歳で出場(64位タイ)し、米ツアーデビューを果たした。LPGAで戦うきっかけにもなった大会であり、是が非でも欲しいタイトルであった。昨年大会は2打差の2位と優勝争いを演じた。「私はいつも全米女子オープンではいいプレーができなかった。常にオーバーパーだったり…。夢が手のヒラからすり抜けるような感覚すらあった」 2017年のプロ転向後、9回出場して18年(10位T)、22年(8位タイ)と2度のトップ10入りはあるが、優勝争いに絡むことなく、予選落ちも3度経験していた。昨年はじめて優勝争いに加わり、「戦える、上位に行けるんだと、一歩前に進むことができました」と目の前のことに集中することの大切さも感じたという。 今年も決して万全の状態で大会を迎えたわけではなかった。「コース上では必死に耐えていました。それがメジャーの戦い。精神的に続けなければならない」と、1打1打に集中して耐え続けたと振り返る。 最終日のテーマは「『何が起ころうと受け入れよう。ただ100%を尽くすだけ。(whatever happens, happens; just give it a 100%)』でした。実際にその通りできたと思います」。技術よりも心のコントロールが重要だった。 「本当に言葉が見つからない。セボナックの練習場に立っていた14歳の女の子の夢が、いまこのトロフィーの隣に座っている。まさに夢を見ているような気分です」。優勝会見ではトロフィーの隣で話し、改めて喜びを語った。 5つある海外メジャーのうち、今大会、「シェブロン選手権」、「KPMG全米女子プロ選手権」の3つのタイトルを持つコルダ。「アムンディ・エビアン選手権」か「AIG女子オープン」(全英)を制すれば、キャリアグランドスラム達成となる。 今季は8戦して4勝、2位3回。最も悪い順位でも8位と圧倒的な強さを誇る。今季のメジャーはまだ3試合残されている。キャリアグランドスラムへ、世界ランク1位の快進撃は、まだ終わりそうにない。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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