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全米で3年連続V争いへ「ガマン強くできた」 渋野日向子が見せた終盤の粘り

<全米女子オープン 2日目◇5日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>渋野日向子は今年も全米で何か起すのではないか。そう期待せざるを得ないラウンドだった。「まずはガマン強くできたと思う」。バーディあり、ピンチもありながら「71」のイーブンパーでまとめ、トータル3アンダーの優勝戦線で決勝ラウンドへ駒を進めた。

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初日に3アンダーをマークして2打差の3位につけた。この日も出だし10番で約7メートルを沈めてバーディ発進とすると、17番までに2つ伸ばし、一時はリーダーボードのトップにも立った。バーディを3つ奪ったのに対し、ボギーも同じ数だけ喫したが、崩れそうで崩れない粘りのゴルフを光らせた。象徴的だったのが終盤のパーパット。6番で痛恨の3パットを喫したが、「7、8、9と耐えながらいけたのはすごく良かった」と振り返る。特に後半8番では 「本当に打ち切れてパーを取れた」と、 6メートル近いパットを沈めて流れをつなぐ意地も見せた。難しい状況でもそう簡単にスコアを落とさないプレーがここまで続いている。また、自信を持ってショットを振り切れていることも大きい。今季は7試合に出場し予選落ちが4度と苦しい戦いが続いてきたが、「大きなミスはそれほどなかった」と、アイアンショットが許容範囲内のブレで収まっていることも、上位に踏みとどまれた要因の一つとなっている。難コース攻略にはマネジメントも欠かせないが、「手前でいいところは手前から行っているし、外す場所も広い方に外せている」。安全圏を見極めながらプレーを組み立てる冷静さも光った。この予選ラウンドはミシェル・ウィー・ウェスト(米国)、元世界ランキング1位のヤニ・ツェン(台湾)と同組だった。「本当に夢のような組み合わせでした。ここに自分がいるのがおかしいなと思うことも多かった」と笑うが、レジェンドたちとのプレーを一目見ようと集まったギャラリーの前で、しっかり存在感を示した。首位との差を射程圏内にとらえて迎える決勝ラウンド。「残り2日もすごく難しいラウンドになると思うけれど、耐えるところは耐えて、パー5ではしっかりバーディを取り切りたい」。2024年大会は2位、25年大会は7位と、3年連続で続く全米での好調の波。今年こそ、最高の結果へとつなげたい。(文・齊藤啓介)

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