<ショップライトLPGA 最終日◇31日◇シービューGCベイC(ニュージャージー州)◇6263ヤード・パー71>米女子ツアーで年間わずか2試合しかない3日間大会が終わり、いよいよ今週4日からは“世界一の女子ゴルファー決定戦”ともいえる「全米女子オープン」が、名門リビエラCC(カリフォルニア州)で行われる。ここに出場する日本勢は、これまで史上最多だった2022年大会の22人を上回る23人。大きな盛り上がりが期待される。
ニュージャージー州で“前哨戦”を戦った日本勢では、8人のうち4人がカリフォルニアに向かう。最終日を首位と4打差の2位で迎えながら、「74」と落として29位になった岩井明愛も、そのひとりだ。最終組でスタートした一日は、ピン奥5メートルから3パットを喫した8番でボギーが先に来ると、その後も苦しい展開が続いた。11番ではグリーン左奥のラフからチップインを決めたものの、バーディはこの1ホールだけ。15番、17番と、終盤、立て続けにスコアを落とした。ラウンド後は「ほんとに悔しいですね。情けない」と、唇を噛む。それでも予選落ちが2試合続いたところからの急浮上。「優勝争いに加わって戦うことはすごく大事。雰囲気だったり、そこでどういうゴルフができるか。今後どうしたらいいのかを、この後、振り返って復習したい」と、メジャーを目前に上昇のきっかけもつかんだ。「メジャーは耐えるゴルフが必要。最後の最後まで諦めず、攻めるゴルフも大事になる。先々週に比べたらショットもちょっとずつ良くなってきている。いい時のことだけを考えてラウンドしたい」。登録名も“Aki Iwai”に替えて心機一転。女子の大会を初めて開催する名門で、再び優勝争いに加わることをイメージする。同じく2位から出た双子の妹・千怜も、2つ目のバーディを奪った3番以降は、パー行進で伸ばせず4位。わずかに外れ続けたパットで苦しんだ。それでも全米には「調子もよくなってきて、安心はしてる」と前向きに向かえそう。「楽しみです」という一言に、意気込みを込めた。今季、初のトップ10入りとなる9位で終えた吉田優利は、5月11日に行われたマサチューセッツ州での予選会に参加し、わずか1枠の本戦出場権を勝ち取った。オープンウィークだった前週は、コーチとともに調整。それが結果にあらわれた。リビエラもすでにプレー済み。「ここより距離が長いので、長いクラブをいっぱい使わされる。ミスの幅も広がる可能性もあるので、しっかり長いクラフを中心に練習できたら」と、課題に向き合う。そして24年が2位、昨年が7位と、2年連続で全米トップ10入りしている渋野日向子は、予選落ちからの浮上をリビエラで目指していく。すでに事前のラウンドも済んでいる。「難しいセッティングになるだろうなと思うけど、すごく楽しみにしてます」と力を込めていた。今週、出場のなかった歴代女王の笹生優花や、メジャー2勝目を目指す山下美夢有、古江彩佳、西郷真央らは、休養明けで大舞台に臨む。それぞれが強い気持ちを胸に、今年開業100周年を迎えたコースでプレーする。【全米女子オープンの主な出場資格】1.過去10年間の全米女子オープン覇者笹生優花2.昨年の全米女子オープントップ10竹田麗央、西郷真央、渋野日向子8.過去5年間のアムンディ・エビアン選手権覇者古江彩佳9.過去5年間のAIG女子オープン(全英)覇者山下美夢有10.昨年のCMEグローブ・ポイントランキングトップ30畑岡奈紗、岩井明愛、岩井千怜、勝みなみ17.3月23日付の世界ランキング上位75人佐久間朱莉、菅楓華、河本結、荒木優奈、神谷そら、鈴木愛、小祝さくら18.出場資格を持たない、5月25日付の世界ランキング上位75人桑木志帆、高橋彩華20.予選会通過者など後藤未有、尾関彩美悠、早川夏未、吉田優利
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