話題のドライバーやアイアンに替えても劇的にショットが良くなることは少ない。しかし、クラブフィッターの吉川仁氏は「シャフトにはその可能性がある」と語る。近年はシャフトの素材や製法が大きく進化しており、自分に合う運命的なシャフトを見つければ人生最高の1打が打てるはずだ。今回はタメを作るスイングと相性がいい“元しなり”の10本を紹介する。
【スペック一覧】“元しなり”シャフトで一番硬い高いモデルは? 5点剛性、振動数……一挙公開!
◇ ◇ ◇とにかく飛距離を伸ばしたい方には、全体しなりシャフトをオススメしますが、「方向性も」という話になるとスイングタイプとシャフトの相性が大切になります。今回紹介するシャフトは、中間から先が硬くなっていて、パワーヒッターが打っても左のミスが出にくい“元しなり”シャフトです。代表的なモデルとして『ベンタス』や『ディアマナWB』などが挙げられます。手元が粘りながらしなるので、タメを作るスイングをする人にはとてもオススメ。注目の10モデルを紹介します。1.フジクラ 26ベンタスTR ブルー明らかに前作の『TRブルー』よりやさしくなりました。中間部分がしっかりしなるので、ヘッドスピード43m/s前後の人もハードに感じないと思います。女子プロきっての飛ばし屋・山路晶選手や、米国男子ツアーのトミー・フリートウッド選手も使用しています。2.フジクラ 24ベンタス ブラックハードヒッター好みの叩けば叩くほど飛ぶシャフトです。ヘッドスピード50m/sでも左に行くミスが出ないくらい先端が硬いのが特徴ですね。3.日本シャフト N.S.プロ レジオフォーミュラ B+元調子としてはかなりマイルドな仕上がりです。ダウンスイングでは手元・中間にかけて適度なしなり感があることでタイミングを合わせやすいと思います。4.USTマミヤ LIN-Q パワーコア ホワイト王道タイプの元調子。中弾道の強いストレートボールが打てるので、スピン量が多くて悩むアスリートゴルファーにぜひ使ってほしい1本です。PGAツアーで活躍するリッキー・ファウラー選手も使用しています。5.USTマミヤ アッタスRX ウルトラブラックロースピン・中弾道ではなく、適正スピンの高弾道ボールが打てる新世代の元調子ですね。カウンターバランスの設計になっていて振りやすく、元調子にありがちな振り遅れのミスが出にくいのが特徴です。6.三菱ケミカル TENSEI プロ ブラック 1K コア中間から先端にかけての硬さは元調子系でもトップクラス。手元から大きくしなる感じは、タメを作れる人ほど飛ばせますよ。7.三菱ケミカル ディアマナ WBオーソドックスな元調子系で、手元から先端まで滑らかにしなる感じはまさに『白マナ』。『TENSEI』に比べるとマイルド感があるので、ハードだと感じる人はこちらを試してみるといいでしょう。8.グラファイトデザイン ツアーAD VF飛距離性能が高い元調子で、ヘッドスピードが速い人が打てばダウンスイング以降で大きくしなって飛ばせます。タイガー・ウッズが使用したことで話題になりましたね。9.TPT パワーレンジ Loどんなタイプのスイングとも相性が良いのが『TPT』の特徴。良い意味でクセがない元調子で、弾道はかなりライナー系になります。10.トゥルーテンパー プロジェクトX ハザーダス GEN5 ブラック60グラム以上のラインナップということもあり振動数は273cpmとかなり硬め。元調子の中でもトップクラスのロースピン系でインパクトが強くなるモデルです。■解説::吉川 仁よしかわ・じん/「4plus Fitting Labo & Golf Salon」主宰。スイングとギアの両面に精通し、「ギアーズ」や「トラックマン」を駆使して、悩めるゴルファーのギア選びをサポートする。◇ ◇ ◇シャフトの種類が多過ぎて何が違うか分からない…… 関連記事「40本のシャフトを徹底調査! 飛ばしは“全体”、”方向性なら“部分”しなりで選ぼう」で自分の悩みを解決してくれるシャフトをチェック
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