22日、トラックマンショールームで三菱ケミカルが新作試打会を開催。米国生まれの『MMT AMC IRON』という、メタルメッシュテクノロジーを施す番手別設計の軽量カーボンを披露した。115g前後のスチールシャフト『AMT Silver』がエースの記者も『MMT AMC Blue 85』を中心に打ったので、レポートしていきたい。
【画像】7番アイアンの試打データ、バックスピン量(ややヒール打点)
近年、グラファイトデザイン『ラウネ』や、フジクラ『TRAVIL』など、スチール使いだった人が移行しやすい「粘り系の軽量カーボン」が人気を博してきたが、今回の『MMT AMC』もそれに近い存在。だが、粘り過ぎ・しなり過ぎがなく「2つよりもクセのない、極めて素直な挙動」に感じた。
初めて打つ新作なのに、何十年も前からずっと「定番」で存在してきたかのような、何も余計なことをしない挙動。『DG』系で育ち『AMT Silver』に慣れた記者は極めて打ちやすかった。カーボンらしいピンシャキ感がいい意味で全く無く、復元も速すぎないため出力を落とすライン出しも自在。反面、素材の高級感もほぼ感じないタイプ。 メタルメッシュ素材は、約5年前に米国で誕生した初期モデルより75%も薄くなり、チップヘビー設計を狙ったそう。この設計で軽量にありがちな頼りなさや打ち急ぎを防げるとか。また、全長でなくバットエンドからロゴ辺りまでにメッシュを入れ、敢えて剛性を落として「潰れ」と「復元」を緻密にコントロールしている。
極端なチップヘビーというより「スチールのバランスポイントに近い」ためか、急激にターンするフックや上がりすぎてのショートも少なく感じた。ただ、7Iロフト30.5度の『T250』で5200〜5850回転と、打出しは高いものの、もう少しスピンが出て欲しかった。(記者のエースも『T250』で『AMT Silver』だと6000回転超) 女子プロ複数も今週の練習日に試して反応が良く、『MMT AMC Red/Blue』はタイトリストが『T350/T250』に純正採用しているため、既に気に入ってお使いの人も多いはず。90〜100g強のスチールがキツくなってきてラウンド後半で疲れる人は『MMT AMC Blue 85』(S)を試すと捗りそうだ。(編集部M・K)
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