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振り感を変えるならやっぱり“鉛” 鉛女子7人のこだわり“ちょい足し”カスタムを解説!

クラブを好みの振り感に調整するには“鉛のちょい足し”が有効だ。7名の鉛女子のちょい足しアレンジを、クラブフィッターの吉川仁氏に解説してもらった。

【写真】“鉛女子”のちょい足しカスタム公開! その場所でどんな効果が……?

◇ ◇ ◇古くからあるクラブの調整法が、鉛のちょい足しです。ヘッドのバランスやスイング中の挙動を微調整することができ、感覚の鋭いプロほど、強いこだわりを持って、鉛を使用しています。特に面白いのがドライバーです。さまざまな選手が鉛を貼っていますが、その位置や量はまったく異なります。正直に言えば、貼られている鉛の重さはせいぜい1?2グラム程度ですので、ヘッドの重心位置が変わるといったことはありません。しかし、鉛があることでスイング中にヘッドが感じやすくなったり、フェース向きが意識できたりと振り心地には確実に違いが出てきます。例えば、昨年の『AIG女子オープン』で海外メジャー初優勝を果たした、山下美夢有選手は、ソールのフェース寄りの部分に鉛を貼っています。山下選手はクセのない中調子のシャフトを選ぶなど、操作性を重視したクラブ選びが特徴です。この位置に鉛を貼ると、フェース寄りに重さを感じやすくなり、ヘッドの操作性が高まります。柏原明日架選手も、同じようにフェース側に貼って、フェースを感じやすくしていますね。

河本結選手は、ソール部分を横断するようにヨコ長に鉛を貼っています。これは、ヘッド自体の持つ性能は変えずに、バランスだけを重くすることができます。ソールの中央に貼っているのが、政田夢乃選手と西郷真央選手。ここだと性能的にはほとんど変化がないと思いますが、振り感がしっくりくるのでしょう。

少し特殊な貼り方をしているのが、勝みなみ選手と畑岡奈紗選手です。勝選手は、トゥ側とヒール側に鉛を貼っていますが、これはヘッドの挙動が安定し、直進性を高められると思います。畑岡選手は、ヒール側とシャフトに貼っていて、つかまりやすさを演出していますね。

もし鉛を貼る場合は、少量をさまざまな位置に貼り、スイングしてみるのがオススメです。自分にとって振りやすい最適な位置を探してみるのも面白いですよ。■解説::吉川 仁よしかわ・じん/「4plus Fitting Labo & Golf Salon」主宰。スイングとギアの両面に精通し、「ギアーズ」や「トラックマン」を駆使して、悩めるゴルファーのギア選びをサポートする。◇ ◇ ◇鉛で調整もいいけど、その悩みシャフトで解決できるかも!? 関連記事「40本のドライバーシャフトを徹底調査 『スライスを消せる』10本は?」をチェック

<ゴルフ情報ALBA Net>

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