アルバTVで放送されている番組「トッププロレッスンK'Sスタジオ」。今季「NTTドコモビジネスレディス」優勝直前に語っていたスイング改造について一部紹介したい。
【連続写真】グローブのロゴを正面に見せて上げてタテに振り下ろす 菅沼のドライバーショット
◇ ◇ ◇2025年のパナソニックオープンでの優勝は、私にとって大きな意味を持つものでした。2023年に2勝を挙げたものの、2024年は不調に陥りシード落ち。苦しい時期を乗り越え、再び勝つことができたのは、一度ゴルフから離れるという決断と、試行錯誤を重ねて自分本来のスイングを取り戻せたのが大きかったと思います。調子を落とした原因は、自分の中でははっきりとしていました。2勝を挙げた2023年シーズン終盤に、トップでのクロスが少しひどくなってしまったんです。もっと安定させたいという思いから「レイドオフ」を試みましたが、それが私には合っていなかったんです。その後、コーチと相談し「特徴的だったシャフトクロスやアップライトなスイングに戻そう」と決めました。良かった頃のイメージに、元のスイングに戻すのは、比較的スムーズにいきました。意識したのは、バックスイングの左手甲の向き。悪くなると手元が腰の高さを過ぎたあたりから左手の甲が上を向き、クラブが寝る原因になっていました。そこで、「グローブのロゴが、正面の人に見えるように」と意識を変えたところ、自然にクラブが立つ、私らしいアップライトな軌道でクラブが上がるようになったんです。インパクトで手元が浮いてしまう癖を直すために、ある練習を取り入れました。練習のときに、コーチやキャディさんに棒を持って正面に立ってもらい、クラブが通るギリギリの位置に棒をセット。視界に棒が入ってくることで、手元が浮きにくくなり、低い位置をキープするイメージが作りやすくなりました。レイドオフのスイングだと、手元は浮きがちになりますが、元々のシャフトクロスのスイングに戻すと、タテ振りになるので、インパクトでの手元の浮きが少なくなりました。特徴的なスイングもすべてが悪いわけじゃない。これからも私らしいスイングで、思い切ったプレーを続けていきたいです。■菅沼菜々すがぬま・なな/ 2000年生まれ、東京都出身。2018年のプロテストで一発合格を果たし、2020-21シーズンに初シードを獲得。23年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝。24年はシード権を喪失したものの、25年の「パナソニックオープンレディース」でツアー通算3勝目を挙げた。あいおいニッセイ同和損保所属◇ ◇ ◇●得意クラブはロングアイアンの菅沼菜々! 関連記事『女子では珍しい5番アイアンが得意な菅沼菜々 短く持てば長いクラブも上から打てる』で、その秘訣をチェックしてみよう!
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