<全米女子オープン最終予選◇20日◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場・東/西コース◇東=6411ヤード・パー72、西=6397ヤード・パー72>一日36ホールのストロークプレーで行われた最終予選は、後藤未有がトータル8アンダーでトップ通過。海外メジャー初挑戦を決めた。
36ホールで11バーディ・3ボギーの内容。「ただ楽しく、いい緊張感と集中力を保って36ホールをプレーできました。何も気負うことなく」。予選通過や優勝などを考える普段のツアーとは違う感覚で力を発揮した。好ラウンドを支えたのはパッティングだ。「パターに助けられた1日でした。バーディパットもパーパットも」と白い歯を見せる。今季は、昨年メルセデス・ランキング55位に入り得た前半戦出場権の資格で出場しているが、7戦して予選通過は3試合(棄権が1試合)。最高位は20位タイと不本意な結果に終わっている。「ずっとパッティングに悩んでいて…苦しんでしました」。今季グリーン上で悩みを抱える後藤を救ったのはギアだった。この日の朝、スコッティキャメロンのブレード型のロングネックをぶっつけ本番で投入。すると「タッチも合って、ラインも出しやすくて、自分の中でイメージがすごくハマった」と、今季のうっ憤を晴らすかのようにグリーン上を制した。ジュニア時代は元世界ランキング1位の宮里藍に憧れた。「藍さんはすぐアメリカで活躍されて、私も米ツアーに出たいという目標はあった。その目標の一つ、メジャーに出られるのはすごくうれしいです」。夢に見た舞台に立てることに喜びを表した。アマチュア時代はナショナルチームで活躍していた後藤だが、意外にも米国での試合経験は少ない。「豪州とかは多かったんですけどね。米国に行くのは、高校2年の修学旅行以来ですね」。沖学園高(福岡)時代の楽しい記憶は鮮明に残っている「まだコースをリサーチしていないので何とも言えないのですが、出られるチャンスを無駄にしないように。気負わずに。きょうみたいに楽しみながら自分の実力を出したいです」。米国という土地を高校時代の思い出から、プロゴルファーとしてのいい思い出に塗り替えたい。(文・小高拓)
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