サウジアラビアの政府系ファンド『PIF』がLIVゴルフへの資金提供を打ち切る可能性が報じられ、ツアーの将来に不透明感が広がっている。そんな中、今季第6戦のメキシコシティ大会に出場しているジョン・ラーム(スペイン)は、第1ラウンド後に冷静な姿勢を示した。
「ツアーの責任者から、ウワサが真実かどうかの説明があるまでは、あれこれ考えても仕方ない。時間を無駄にするだけだ」さらに、「我々はここにプレーをしに来た。試合に向けて調整してゴルフに集中する。それだけだ」と話した。ラームは2023年12月、電撃的にLIVゴルフへ移籍。当時の世界ランキングは3位で、契約金は3億ドル(約475億円)以上とみられている。今年はLIVで3シーズン目を迎えており、今大会前までのLIVでの獲得賞金は8768万ドル(約139億円)を超え、通算1位に立っている。LIVゴルフのスコット・オニールCEOは15日にメキシコシティ入りし、選手や関係者に対して「2026年シーズンの資金はすでに確約されている」と説明した。一方で、海外の複数メディアではPIFが資金提供の打ち切りを検討していると報道。さらに、選手や関係先に対する今年第1四半期の支払いが行われていないことも伝えた。ラームは「すべてがあまりにも突然で、急速に起こった。通常ならウワサが立つ前に何らかの情報が入ってくるものだ。リーグ内には必ず何かを知っている人がいるはずだが、今回はあまりにも急だったし、僕は何も心配していなかった」と話した。ラームはメキシコシティ大会2日目を終えて、トータル10アンダー・単独首位に立っている。(文・武川玲子=米国在住)
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