今年も国内女子ツアーは激しい戦いが繰り広げられている。そんな彼女たちが、どのようなギアを使っているのか。クラブフィッターの吉川仁氏にポイントを解説してもらった。
【佐久間朱莉のドライバー】『10K』から正反対の『LST』に! 比べるとヘッドサイズも形状も全然違う
◇ ◇ ◇昨季の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を挙げた佐久間朱莉。開幕時は『G430 MAX 10K』を使用していたが、「Vポイント×SMBCレディス」より『G440 LST』にスイッチ。この変更をどう見るか?「正反対の特性のドライバーにしていて驚きました。『G430 MAX 10K』は高慣性モーメントでやさしく球が上がるモデルで、『G440 LST』はロースピンのアスリートモデル。インパクトロフトが変わってくるんじゃないかと思いますが、だからこそロフト角を9度から10.5度に変更しているのでしょう。『LST』にしたことで初速が上がり、球も強くなっていると思います」また、開幕戦は5番『i240』、6番、7番を『ブループリントS』、8番以下を『ブループリントT』とトリプルコンボアイアンにしていたが、6番〜PWまでを『ブループリントT』に統一。女子でもマッスルバックを扱えるのはなぜか?「佐久間選手は、小柄ながらもドライビングディスタンス上位でパワーがある。スイング的にも体が浮かないので、入射角が安定しています。この2つがあるからマッスルバックでも使いこなせるのでしょう。また、構えたときの顔が違うってやっぱり少し違和感はあるでしょうね。そろっている方が振り心地もそろいやすいと思います」新たに投入した『s259』にも特徴的なポイントがある。「58度のソールがEソールですね。ピンの名器『EYE 2』の窪みのあるソールを採用したモデルです。バンカーでのやさしさもあり、後ろ側が落ちているから開きやすさもあると思います」昨季、抜群の安定感を見せた佐久間だが、さらに盤石にするために日々セッティングも替えている。今季の活躍はもちろんだが、ギア選びにも注目したい。【佐久間朱莉のセッティング】1W:ピン G430 MAX 10K(9度/レジオフォーミュラB+S55)3戦目で変更⇒ピン G440 LST(10.5度/レジオフォーミュラB+S55)3・5W:ピン G430 MAX(15・19度/レジオフォーミュラM+ 55S、65S)4・5U:ピン G430(22・26度/N.S.PRO G.O.S.T プロトタイプ)5I:ピン i240(N.S.PRO MODUS3 HYBRID G.O.S.T HL)6・7I:ピン BLUEPRINT S(N.S.PROプロト S)8I〜PW:ピン BLUEPRINT T(N.S.PROプロト S)3戦目で変更⇒6I〜PW:ピン BLUEPRINT T(N.S.PROプロト S)50・54・58度:ピン s259(N.S.PRO 950GH neo S)PT: ピン スコッツデール DS72BALL:タイトリスト PRO V1x■解説::吉川 仁よしかわ・じん/「4plus Fitting Labo & Golf Salon」主宰。スイングとギアの両面に精通し、「ギアーズ」や「トラックマン」を駆使して、悩めるゴルファーのギア選びをサポートする。◇ ◇ ◇最新ドライバーがたくさん出すぎてどれを選べばいいか悩む! そんな人は関連記事『 最新ドライバーは【ストレート】【セミアーク】【アーク】の3つの開閉度合で選べ!』で悩みを解決
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