タイトリストの未発表モデル『GTS』がついに男子ツアーの国内初戦でも供給開始された。注目は、これまで小ぶりな『GT4』を愛用していた幡地隆寛が、『GTS2』へスイッチしたこと。PGAツアーでも優勢だった『GT3』から、『GTS2』投入者が圧倒的多数になっているが、なぜ今回『2』を選んだのか。
これまで幡地が『4』を選んできた最大の理由は、430ccという小ぶりなサイズ感から速く振れること。しかし、今回『GTS4』の体積が460ccへ大型化したことがネックになった。「430だったのが460になったことで、僕のフィーリングとしてはGT3系統とあんまり変わりがなくなっちゃった」と幡地。
一方で、今回手にした最新の『GTS2』は、これまでの『2』系統の印象を払拭していた。「GT2は(GT4に比べて)初速の物足りなさみたいなのもあったんですけど、そういうのも今回なくて。しっかり初速も出て数値も良かった」と、純粋なパフォーマンスの高さがスイッチの決め手となった。 ■決め手は「フェードの打ちやすさ」と「押し感」 幡地の中で「以前の2はつかまり過ぎる」から「今回の2は押せる」印象に変わったという。「GTSになったことで押し感が強くなったというか。最後当たってつかまるというより、しっかり押してくれてる雰囲気が出たのでよりフェードが打ちやすくなった」と、持ち球を磨ける点を評価。
その上で、距離だけでなく「安定性も追求できる」一挙両得の実感を、その振り感からこう表現する。 「(飛距離と安定性の)トータルのパフォーマンスだと、今回は『2』がすごくいいんじゃないかなと。フェースやヘッドの作りもあんまりローテーションしないというか、高慣性モーメントみたいな。慣性モーメントが高いのにしっかりフェースローテーション少なめで押していけるから、もっと振っていけるかなと。『GT4』だと体積が少ないので、その分勝手にヘッドスピードを上げてくれるんですけど、今回の2はコントロールしつつも、強弱をつけて打っていける」。 ■慣性モーメントが高く、「ヒールで距離が落ちない」 「慣性モーメントが高い」点は、特にヒール打点で実感している。「結構しっかりヒールに当たっても、スピンが少し増えるぐらいで、ほとんど初速や距離というのが10ヤードも落ちなかった。あくまでトラックマン上での数値ですけど」と、打点ブレをカバーしてくれるという。
シャフトも三菱ケミカル『ディアマナ』プロトタイプを採用し、前の『2』ではできなかった、重いウェイトを前方へ配置することで「押し込みながら当てる」最適な1本になったとか。「毎回テストする時は2か4で、その時にいいものをいつも選ぶ感じ。今回は2だったということ」と、納得の1本が組み上がったという。
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