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“赤線”は恐れない 攻めの姿勢を貫く清水大成の考え「頑張ればパーを拾える」

<ニュージーランドオープン 2日日◇27日◇ミルブルック・ゴルフリゾート(ニュージーランド)◇コロネットC(6936ヤード・パー71)、リマーカブルC(6784ヤード・パー71)>リマーカブルCの6番パー4は、ホールを横切るようにクリークが流れ、右サイドには池が構える。多くの選手がクリーク手前に刻む中、清水大成はドライバーを握り、クリーク越えのフェアウェイを狙った。

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打球は右へ流れた。それでも清水は「赤線(レッドペナルティ)だよね? 大丈夫だね」とキャディに確認し、動揺することなく2打目地点に歩く。案の定、ボールは右の池に入っていてドロップ。3打目は巧みなウェッジショットで60センチに寄せて、パーで切り抜けた。初日のコロネットC18番パー5でも同様だった。グリーン手前の池越えで2オンを狙い、右手前の池へ。しかし4打目を1.5メートルに寄せて、ここでも涼しい顔でしのいでいた。2オンすればイーグルの可能性もある。失敗してもパーを拾える小技のうまさも見せつけた。池が絡むホールが多いこのコースだが、ティショットはほぼドライバー。狙えるパー5は果敢に2オンを狙う。「赤線の池なら、頑張ればパーを取れるので。この2日間だいぶ拾っていますね」と笑って話す。清水にとって赤線は“挑む”に値するペナルティエリアである。平均飛距離300ヤードを超える飛ばし屋。「僕のプレースタイル的にもドライバーをバンバン振って、ショートゲームでバーディを獲るゴルフがしたい。その成功体験をどんどん積みたい感じです」。海外では、ドライバーを振り回してバーディを量産する選手はたくさんいる。清水自身も攻めの姿勢を貫く意識がある。オフから新たな取り組みも始めているというが、「まだ仕上がっていません」と現状を語る。それでも2日間トータル7アンダー・暫定12位で週末へ。ただ「パッティングがいいだけに、もう少し伸ばしたかった」と悔しさものぞかせた。暫定ではあるが、首位との差は5打。決して大きな差ではない。「(優勝するには)20アンダーはいかないと。頑張ります」。決勝に入っても“赤線”を気にすることなく攻め続ける。(文・小高拓)

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