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畑岡奈紗は開幕戦トップ10入り 米10年目シーズンの飛躍に手応え「つかみかけているものはある」

<ヒルトングランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇1日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>定刻通りの第3ラウンド再開に向けて、畑岡奈紗は氷点下の午前8時頃からアップを始めていたが、スタートするわずか15分ほど前に遅延が決まった。その待機中に最終ラウンドの中止、54ホール短縮競技になることが決定。そして畑岡は午後2時15分に第3ラウンドを再開し、残っていた2ホールを完了した。

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再開は17番パー3のティショットから。ここは前日、猛烈なアゲンストの風によりグリーンでボールが止まらず、順延の理由となったホール。この日は風が弱くなったとはいえ、9m/sの突風が吹く難コンディションであることには変わりなかった。「(朝の練習で)トラックマンで距離を測ったりしていたけれど、距離感が難しかった」と、手前ピンに対してグリーン左奥にオン。ファーストパットは風に押されたかのように勢いを加速させ、グリーンをこぼれ落ちてしまった。寄せきれずに2パットのダブルボギー。最終18番をパーで終え、2日間かけて完了した第3ラウンドは2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「76」とした。トータル3アンダー・9位タイと順位を落としてフィニッシュ。3日目は最終組1つ前からスタートしていて、強風の影響をモロに受ける不利な状況だったともいえる。「そうは言ってもネリー(・コルダ)は風が強いなかあれだけのプレーをしていたのはやっぱりすごい。(自分と)同じ時間帯に回っていたエイミー(・ヤン)もスコアを伸ばしていた」。「64」をたたき出して大逆転優勝したネリーらに賛辞を送り、自身も厳しい状況下で耐えられるようにと振り返る。とはいえ、米10年目という節目のシーズンで、開幕戦を単独首位発進。大会冠のヒルトングランドバケーションズのアンバサダーを務めるなか、リーダーボードの上位に名を載せ続け、優勝争いに加わった。「初日はちょっと緊張していた部分もあったけれど、いいスタートが切れてよかった。それを4日間続けることが大事。昨年からつかみかけているものはある。試合で思い切ってやっていくだけかなと思います」。悔しさのなかに確かな手ごたえを残しながら、2月11日開幕の次戦「PIFサウジ女子インターナショナル」に期待を込める。(文・笠井あかり)

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