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ホームコース&ホステス大会で単独首位発進 畑岡奈紗の神がかりパット「いいスタートを切れた」

<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇29日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>コースメンバーになって7年、キャップには大会冠のヒルトン・グランドバケーションズのロゴ。誰よりも今大会に思い入れの強い畑岡奈紗が、最高の滑り出しを切った。7バーディ・1ボギーの「66」で6アンダー。開幕戦を単独首位でスタートさせた。

【写真】セレブリティと会話を弾ませる畑岡奈紗

過去2シーズンの優勝者のみが出場できるエリートフィールド。2年ぶりに戻ってくることができたホステスプロは、序盤から勢いに乗る。1番で13メートルの上りスライスラインを流し込んでバーディ発進。4番でもエッジから、同伴者のセレブリティのラインを参考にしながら、スライスラインの大きな弧を描いて決めた。長年悩んでいたパッティングは、昨年夏ころから復調の気配を期す。いま気を付けているのは「スライスラインで少しクローズに構える傾向にあること」。アドレスをしてからの動きも、スムーズなように感じられる。ボギー直後に迎えた8番では、ファーストパットが思った以上に加速し、1メートルのパーパットを残した。「あまり気持ちよく打てていなくて…」としながらも、“コロン”とジャストタッチでカップに消える。「どういう流れになるか分からない。1つのボギーで済んでよかった」と連続ボギーを回避し、後半につなげた。3メートル前後のチャンスや10メートルのロングパットを次々と決めて4バーディ。勢いを加速させる「25」パットで、リーダーボードの一番上に名前を載せた。「気持ち的にはちょっとラッキーだなと思いながらも、うまく伸ばしていけた。まず、いいスタートを切れてよかった」と笑顔を見せる。これまで何度も回っている、勝手知ったるホームコース。いつもより速く仕上がっているグリーンは、「読みを大きくみる」ことで難なく対応した。きょうの「66」は「ベストスコアくらいかもしれない」とニヤリ。米10年目シーズンの初ラウンドは、最高の一日になった。別コースで行われた2020年大会では、プレーオフに惜敗し2位に終わったが、レイクノナ開催になってからは23年の5位が最高位。ヒルトン・グランドバケーションズとは23年からアンバサダーを務めている。「そういうところをアドバンテージに、味方にしてやっていきたい」。結果で恩返しするために、冷え込む週末を前に、さらに伸ばしていきたい。(文・笠井あかり)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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