このエントリーをはてなブックマークに追加

「絶対にリベンジしたい!」 岩井明愛の反省と岩井千怜が気にするスタッツ【2026年米女子開幕直前インタビュー・中編】

日本の最強ツインズは、今年、米2年目のシーズンを迎える。姉・岩井明愛と妹・岩井千怜は、ルーキーイヤーを過ごした昨年、ともに初優勝を飾り、ツアー史上初の双子Vを達成した。そんなふたりの転戦裏話は? 新シーズンの抱負は? 余すところなく聞いた。(取材/構成・笠井あかり、取材協力・ヨネックス)

【写真】岩井ツインズのプライベートにお邪魔しました!

◇――素晴らしい一年だったなか、つまづいたこと、挫折を感じたことは?明愛&千怜「なかったです」明愛「つらいと思うときはありますけどね。単純に予選落ちしたときとか。2試合でも連続で落ちると、自分にとっては大きいんですよ。気持ち的にはきますけど、そのときくらいかな。ハハハ」千怜「疲れたな―とかはあるけれど、それ以外はあまりないです」――スコアが悪かったときに落ち込むことも?千怜「あんまりないです。私の場合はすぐに開き直っちゃうので。また次頑張ろう、ってさらーっと流していました」明愛「おー、それはいいですね」千怜「ゴルフっていっぱい試合があるじゃない。いい時もあれば悪い時もあるのと一緒で。去年、最大でいくつ打った? (全英最終日に83を打った)そのときも、“いいや! 次頑張ろう”って逆に開き直っちゃった(笑)。もちろん、復習と反省はしますけどね」明愛「そのメンタルはめちゃくちゃ大事。復習するのも大事だしね」――ちなみに、ダブルスで出場した「ダウ選手権」で予選落ちした時の気持ちは明愛「ダウに関しては自分が責任を取ります!」千怜「(明愛の)ショットは曲がるし、パターは入らないしで、すごかったんですよ。私一人でやっているみたいな感じで(笑)」明愛「そうなんです。自分に頼らないでほしいって思っていました」千怜「あれ、試合前にちょっとだけ私に頼っていたでしょ? それダメなんだよ。一人でやってからのふたりでの成績だから。まずは自分に集中する。それでこう(山を作るように)上がる。学びました」明愛「今年、絶対にリベンジしたい!」千怜「絶対に(リベンジ)します」明愛「でも、10番ホールは自分のおかげだよ。あれだけ、ね」千怜「アレはすごかった。ありがとう(笑)」※初日の出だし10番、千怜がティショットを右に大きく曲げたが、明愛が2打目でカバーしてグリーンに乗せた――気にしているスタッツは?明愛&千怜「全然見ないんですよね…」千怜「あ! ちょっと見ていたのはバーディ数、イーグル数かな。寄付もしているので。イーグルは14個獲ったんです。こんなに獲っていると思わなくて。びっくりですよね。寄付も去年より多くできてよかったです」※2024年2月に『iwai SMILE Project』を立ち上げ、獲得イーグル数、バーディ数などに応じて石川県令和6年能登半島地震災害義援金として寄付を行っている。24年は明愛が9イーグル・478バーディ、千怜が6イーグル・447バーディで955万円、25年は明愛が9イーグル・453バーディ、千怜が14イーグル・464バーディで963万円だった――自分のプレーが人のためにつながっていく千怜「イーグルパットの時は頭に思い浮かびます。寄付できる!って」明愛「微力かもしれないですけど、困っている人たちの助けになれたらいいなって思います」――1年目の手応えは? あえて修正ポイントを挙げるとすれば明愛「手ごたえは100%自信を持って“ある”とは言い切れないですけど、ふたりで優勝できたので、ちょっとは自信がついてきた感じ。修正ポイントはあまりないです。あ、英語です。まだまだなので(笑)」■岩井明愛(あきえ)・岩井千怜(ちさと)2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。2021年6月のプロテストに姉妹で合格。レギュラーツアーでは千怜が22年、明愛が23年にツアー初優勝。24年末に米最終予選会(Qシリーズ)に挑戦してともに突破。昨年から米ツアーを主戦場に戦い、明愛は8月「ザ・ポートランドクラシック」、千怜は5月「リビエラマヤオープン」で初優勝を果たした。明愛は米1勝、日本6勝。千怜は米1勝、日本8勝。ホンダ所属

<ゴルフ情報ALBA Net>

【関連記事】