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ゼクシオ・キャロウェイ・ピン・タイト……最新UT22モデルで“弾道の高さ”と“オートマ度”で性能早見表を作ってみた!

「やさしいクラブ」と言われるUTだが、プロが使うツアーモデルから、シニア向けの軽量タイプまで幅広いラインナップが存在する。今回はティーチングプロ・関浩太郎が、最新UT22モデルを“弾道の高さ”と“オートマ度”の軸でマッピングした。

【最新UT22モデル】人気モデルの「飛距離」「つかまり」「操作性」「打感」を10段階で評価

◇ ◇ ◇関の試打コメントを基に、最新UTを以下の4タイプに分類した。タイプA:【お助け型UT】 タイプB:【アスリート型UT】タイプC:【バランス型UT】 タイプD:【アイアン型UT】性能早見表を見ると特徴が一目瞭然だ。大型でヒール側が厚い【お助け型UT】は表の右上に位置し、オートマチックに打てて高弾道が出しやすいメリットがある。顔がシャープでグースネック形状の【アスリート型UT】は、弾道高さ・マニュアル度ともに中間のモデルが多い。また、ストレートネックで扱いやすい【バランス型UT】 Tは、高弾道のモデルが多く、操作性はややオートマ寄りなのが特徴。ウッド型が苦手な人向けの【アスリート型UT】は、ほぼアイアン形状のため中弾道で打ちやすく、操作性が高いモデルが揃っている。関は今回の試打を通じて、同じシリーズの“兄弟モデル”でも、デザインや形状が似ているのに実際に打つとまったく別物だったと語る。「例えば『ゼクシオ14』は従来のゼクシオらしさがありましたが、『ゼクシオ+』はスリクソン寄りのフィーリングでした。ブリヂストンの『BX1ST』は本格派のツアーモデルでしたが、『BX2HT』は平均スコア100のアベレージゴルファーでも使えます。最新UTは“似ていない兄弟モデル”が多い印象でした」(関)性能早見表を見比べながら、自分に合うモデルを選んでみてほしい。『試打したUTリスト』【お助け型UT】タイプA大型サイズでヒール側が厚いヘッドサイズが大きくて、ヒール側にボリュームがあるタイプはつかまりも良くてお助け度満点のモデル。国内メーカーのUTに多いダンロップ:ゼクシオ14ブリヂストン:BX2HT HYミズノ:ST-MAX 230 LITEキャスコ:UFO AIR UT by パワートルネード ゴールド【アスリート型UT】タイプBシャープでグースネックグースネックになっていることによって、ネックからフェースにつながるラインがアイアンのように見えて構えやすいブリヂストン:BX1ST HYオノフ:ユーティリティ ウイングスKUROロイヤルコレクション:RC-VTつるや:GOLDEN PRIX TR-02【バランス型UT】タイプCストレートネックで万能アスリート型とお助け型の中間的なサイズ感で、オーソドックスな形状のバランス型。ストレートネックでスクエアに構えやすいキャロウェイ:APEX UWキャロウェイ:APEX Ti スーパーハイブリッドダンロップ:ゼクシオ14?本間ゴルフ:TW777ヤマハ:RMX DDロイヤルコレクション:RC-VX【アイアン型UT】タイプDウッド型UTが苦手な人にアイアン型UTの顔はほぼアイアン。昔のアイアン型UTに比べて後方部分が見えなくなり、スマートなモデルが増えたキャロウェイ:APEX UTアイアンピン:iDiタイトリスト:T250 ユーティリティアイアンタイトリスト:U・505 ユーティリティアイアンミズノ:ミズノプロ FLI-HI■解説 関浩太郎せき・こうたろう/ 1974年生まれ。米国で最新理論を学び、2005年にセキゴルフクラブ目黒を主宰。スイングコーチ&フィッターとして最新ギアに精通する。◇ ◇ ◇女子プロの使用ギアを詳しく解説! 関連記事:【西郷真央、古江彩佳、佐久間朱莉、原英莉花、川ア春花…女子プロが手放せない名器図鑑】もチェックしてみてください。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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