<BMW女子選手権 最終日◇19日◇パインビーチGL(韓国)◇6785ヤード・パー72>ポイントランキング3位でフィールド2番手だった山下美夢有は、3日目に今季ワーストタイの「77」を喫し、最終日を10番からの“裏街道”で回った。
「まあ、こういうときもあるかな、という感じ。いい状態ではなかったので、それが3日目に出た」。コーチで父の勝臣さんとビデオ通話をして、「アドレスから」見直してズレを修正。すると最終日はボギーなしの「67」をマークし、トータル10アンダー・40位タイで終えた。2週間前の「ロッテ選手権」から休みなく出場し、ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」まで8試合の長期連戦となる。「連戦が続くといい状態ばかりではない。いいコンディションで振れないことも多少あると思う。そのなかでも立て直せるようなスイングが大事。もう一回、見直したい」と話す。米女子ツアーはマレーシアでの秋のアジアシリーズ第3戦を前に、来週は国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」が行われる。7カ国+世界選抜の計8チームによるもので、山下、古江彩佳、西郷真央、竹田麗央の4人が“チームジャパン”を結成する。竹田とは今年6月のダブルス戦で“チーム山田”を組んだことも印象に残る。また、ニュアンスは少し違えど、「パリ五輪」以来の日本代表メンバー入りで日の丸を背負うことにも。「どんな感じかというのもわからない。雰囲気はすごいんじゃないかなと思っている。いま課題としていることが発揮できるように頑張りたい」と意気込んだ。(文・笠井あかり)
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