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高2の信藤希が宮里藍冠大会V 『Vision54』で有言実行「自信になります」

<宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY 最終日◇28日◇サンヒルズカントリークラブ EASTコース(栃木県)◇6229ヤード・パー72>日米通算24勝の宮里藍の名が冠につくジュニア大会が、27日から2日間の日程で行われた。第6回となる今回は、大会から推薦を受けた中学1年?高校2年生の女子選手34人が出場した。

【写真】銀メダルに触れてニコニコのジュニアたち

この日は最終ラウンドが実施され、トータル5アンダーまで伸ばした信藤希(のぶとう・のぞみ/福井工大附属福井高2年)が優勝を飾った。「優勝を狙っていて、有言実行できたのは自信になります。心のどこかで難しいと思っていたけど、(優勝を)宣言したことで前を向くことができました」と、初々しい笑顔を見せた。前日までの2日間は宮里が学んできたメンタル・トレーニングメソッド「Vision54」のレッスン会も行われてきたが、「(Vision54で)考え方から変えたのが効きました」と、早速実戦に生かしての勝利だった。宮里は体調不良のため、2日間のレッスン会にはリモートでの参加だったが、この日は会場で熱戦を見守った。「終わってホッとしています。色々あったけど、みなさまの協力のおかげで完走することができました」と無事の閉幕を喜んだ。続けて、「みんなに『勉強になった』と言ってもらえることが励みになります。この大会を通じて、自分のゴルフに対しての新たな気づきにつながってくれればうれしいです」と、ジュニアたちにエールを送った。トータル4アンダー・2位に戸張美音(とばり・みおん/日体大荏原高)。トータル3アンダー・3位タイには岩永梨花(いわなが・りんか/尼崎市立塚口中)が入った。優勝した信藤は宮里とのエキシビションラウンドの権利を獲得。信藤を含めた上位5人には来年の国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」の主催者推薦選考会への出場権が与えられた。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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