新たな『テンセイ』シリーズのシャフトを手にし、飛距離アップを実感している菅沼菜々。フェードヒッターにマッチするというその性能について本人に話を聞いた。
【写真】菅沼菜々が使う新シャフトのしなる場所が一目瞭然! 「50S」の剛性分布&試打評価を公開
◇ ◇ ◇菅沼がドライバーに投入したのは、『テンセイ プロ BLACK 1K コア』という新シャフト。「大東建託・いい部屋ネットレディス」では平均飛距離229.88ヤードだったが、新シャフトを投入した「CAT Ladies」では247.83ヤードをマーク。17ヤードほど飛距離アップしている。「以前は手元が白いデザインの『テンセイ プロ WHITE 1K』を使っていたんですが、最近手元が黒の『テンセイ プロ BLACK 1K コア』に替えました。めっちゃいいですね。前のシャフトだと、最近パワーが付いてきたことでスピン量が増えて3000回転を超えていました。それが今は3000回転以下になって、飛距離も伸びたんです」『テンセイ プロ BLACK 1K コア』は元調子シャフトで、50g台モデルとはいえハードな印象もあるが、その点はどうだろうか?「先がビュンと走る感じは好きじゃないんです。私は左に巻くのが嫌なので、フェードヒッターの私にはこの元調子が合っていると思います。そのおかげで初速も伸びました。FWでは引き続き『テンセイ プロ WHITE 1K』の元調子を使っています」クラブフィッターの吉川仁氏も『テンセイ プロ BLACK 1K コア』をこう評価する。「典型的な元調子系シャフトで、手元以外はかなり硬め。手元から大きくしなってパワーを出せるのが特徴です。弾道は低めで、つかまり過ぎない性能もポイントですね」左に巻くミスを嫌うゴルファーには、試す価値のあるシャフトといえるだろう。◇ ◇ ◇人気ドライバーシャフトを調査。関連記事【飛ばない原因はヘッドでなくシャフト? 最新ドライバーシャフト32本を徹底分類!】で詳細をチェックできる。
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