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3Wだとゴロになっても5Wだとそこそこ飛ぶ! アマチュアこそ5Wだけでイイ!【最新5W32本を試打】

クラブが長く、ロフトの立ったFWは当然、ミスも出やすい。一番多いのはフェース下めに当たるミスだ。5Wならハーフトップでも高さが出て、しっかり距離を稼いでくれる。

【写真】HS40〜42m/sに合うのは11モデル!各モデルのヘッド特性も公開中

◇ ◇ ◇ドライバーの次にロフトが立っていて、長いクラブであるFWは当然、ミスが出やすい。中でも多いのがフェースの下めに当たるハーフトップだ。そこで今回はギアに詳しいプロ・関浩太郎に、同じモデルの3Wと5WをHS40m/sで打点を変えて試打。フェース中央とボール半個分、下めの打点で5球ずつ打ち、最も良い数値と悪い数値を除いた3球の平均値を出してみた。【実験結果】・3Wで打ったケース芯でヒット:196.7ヤード(打ち出し12.3度、スピン量2680rpm)下目ヒット:148.5ヤード(打ち出し角8.9度、スピン量2365rpm)・5Wで打ったケース芯でヒット:195.8ヤード(打ち出し16.5度、スピン量3293rpm)下目ヒット:178.6ヤード(打ち出し角14.6度、スピン量3857rpm)「アマチュアゴルファーはFWになるとレベルブローに振ろうとし過ぎてヘッドが下がり、すくい打ちになるケースが多いです。結果、フェースの下めに当たってハーフトップになるわけです。微ダウンブロー?に打ち込むことで改善されますが、クラブを3Wから5Wに替えるだけでもミスをカバーすることが可能です。今回、打点を変えて打つテストを行いましたが、5Wは下めヒットでも適度にボールが上がって、飛距離のロスが小さく抑えられました。過去の5Wでも同様のテストを実施しましたが、ナイスショットの飛距離もミスヒット時の飛距離ロスも最新モデルの方が明らかに良い結果でした。今年はレベルの高い5Wが豊富に揃っていますので、クラブを見直すのにとてもおすすめですよ」(関)今回は、関の試打コメントをもとに、32本の5WをHS別に分類しているので、ピッタリモデルを選ぶ際の参考にしてほしい。【試打リスト】★HS39m/s以下に合うモデルテーラーメイド:Qi35 MAX LITEキャロウェイ:ELYTE MAX FASTピン:G440 HL MAXピン:G440 HL SFTタイトリスト:GT1ダンロップ:ゼクシオ プライムヤマハ:インプレス ドライブスタープロギア:RS SPEEDミズノ:ST-MAX230 LITEマジェスティゴルフ:マジェスティ ロイヤルつるや:アクセル A40★HS40〜42m/sに合うモデルテーラーメイド:Qi35テーラーメイド:Qi35 MAXキャロウェイ:ELYTEキャロウェイ:ELYTE Xピン:G440 MAXピン:G440 SFT本間ゴルフ:TW767コブラ:DS-ADAPT Xコブラ:DS-ADAPT MAXロイヤルコレクション:RC25 VXNEXGEN:NS250★HS43m/s以上に合うモデルテーラーメイド:Qi35 TOURキャロウェイ:ELYTE ???キャロウェイ:ELYTE TITANIUMキャロウェイ:ELYTE FWツアーバージョンピン:G440 LSTタイトリスト:GT2タイトリスト:GT3ダンロップ:スリクソン ZXiコブラ:DS-ADAPT LSロイヤルコレクション:RC25 VT■試打・解説:関 浩太郎せき・こうたろう/セキゴルフクラブ主宰。アメリカで最新の理論を学び、スイングコーチ&クラブフィッターとしてギアにも精通している。◇ ◇ ◇人気5Wの傾向を調査。関連記事『HS40m/s以下だと、3Wと5Wの飛距離が同じ? 3Wはいらないの?【最新5W32本を試打】』では、その秘密をさらに詳しく解説しています。

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