やさしく打てるように進化した最新クラブだが、コースでの使いやすさを重視するなら5Wがおすすめだ。5Wは打ちやすい上に、ヘッドスピード(HS)40m/s以下のゴルファーでも適正弾道でキャリーを稼ぐことができるという。
◇ ◇ ◇多くのアマチュアゴルファーが難しいと敬遠する3W。その理由はHS別テストを行うと明らかになった。ギアに詳しいプロ・関浩太郎がドライバーHS別に5Wと3Wの飛距離差を比較してみた。HS別に3Wと5Wを打ってみると、結果は一目瞭然。HS43m/sならば、5Wより3Wが飛んでいた。しかし、HS40m/sでは、3Wと5Wはほぼ同じ結果に。さらに、HS38m/sでは、3Wより5Wの方が飛んでいたのには、驚かされる。【ドライバーHS43m/s】3W:225Y(打ち出し13.6度、スピン量3,046rpm)5W:210Y(打ち出し17.2度、スピン量3,372rpm)【ドライバーHS40m/s】3W:196.7Y(打ち出し12.3度、スピン量2,680rpm)5W:195.8Y(打ち出し16.5度、スピン量3,293rpm)【ドライバーHS38m/s】3W:158.6Y(打ち出し11.9度、スピン量2,215rpm)5W:167.4Y(打ち出し14.2度、スピン量3,117rpm)「スペックを比べると、3Wは5Wに比べてロフトが3度立ち、クラブ長も0.5?1インチほど長くなります。HSが43m/s以上あれば、クラブが長くてもしっかり振り抜けて、適正スピンの弾道で5Wとの飛距離差を出すことができます。しかし、HS40m/sになるとロフト15度の3Wはボールが上がりにくくなって5Wとの飛距離差がなくなり、38m/sになると5Wの方が飛ぶという逆転現象が起きてしまいます。そもそも3Wはスペック的に、振り抜くのにパワーが必要で、つかまりも悪くなりますので、しっかり打てても飛距離が出ないのであればバッグインする意味がありません。それよりもHSに関係なく振り切れて、安定してボールのつかまる5Wの方がキャリーで飛距離が出て、コースを攻略する上でも大きな武器になるはずです」(関)今回は、関の試打コメントをもとに、32本の5WをHS別に分類しているので、ピッタリモデルを選ぶ際の参考にしてほしい。【試打リスト】★HS39m/s以下に合うモデルテーラーメイド:Qi35 MAX LITEキャロウェイ:ELYTE MAX FASTピン:G440 HL MAXピン:G440 HL SFTタイトリスト:GT1ダンロップ:ゼクシオ プライムヤマハ:インプレス ドライブスタープロギア:RS SPEEDミズノ:ST-MAX230 LITEマジェスティゴルフ:マジェスティ ロイヤルつるや:アクセル A40★HS40〜42m/sに合うモデルテーラーメイド:Qi35テーラーメイド:Qi35 MAXキャロウェイ:ELYTEキャロウェイ:ELYTE Xピン:G440 MAXピン:G440 SFT本間ゴルフ:TW767コブラ:DS-ADAPT Xコブラ:DS-ADAPT MAXロイヤルコレクション:RC25 VXNEXGEN:NS250★HS43m/s以上に合うモデルテーラーメイド:Qi35 TOURキャロウェイ:ELYTE ???キャロウェイ:ELYTE TITANIUMキャロウェイ:ELYTE FWツアーバージョンピン:G440 LSTタイトリスト:GT2タイトリスト:GT3ダンロップ:スリクソン ZXiコブラ:DS-ADAPT LSロイヤルコレクション:RC25 VT■試打・解説:関 浩太郎せき・こうたろう/セキゴルフクラブ主宰。アメリカで最新の理論を学び、スイングコーチ&クラブフィッターとしてギアにも精通している。◇ ◇ ◇人気ウェッジの傾向を調査。関連記事『スピンも高さも思い通り! フェースの開き度合い別でソールを徹底診断【最新ウェッジ40本試打】』では、その秘密をさらに詳しく解説しています。
<ゴルフ情報ALBA Net>