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ドライバーとアイアンのスイングは同じじゃダメ! 簡単に変えるコツは“体重移動”だった

ツアープロたちがよく言う「アイアンもドライバーも打ち方は同じだよ」という言葉。しかし、プロのドライバーとアイアンのスイングを見比べると、軸の傾きが違うことがよく分かる。一体どのように軸の傾きを変えるのか?

【連続写真】並べてみると軸の傾きの違いがよく分かる! 河本結のドライバー&アイアンスイング

◇ ◇ ◇ドライバーとアイアンは打ち方が異なります。インパクト時のスイング軌道がアイアンは2度左を向き、ドライバーは2度右を向くのが理想的。これは米ツアーをはじめとするトッププロたちのスイングデータから分かっています。しかし、2度という微妙な角度を「どうすればいいのか」と、思ったのではないでしょうか。そこで意識してほしいのがスイング軸の傾き。スイング軸を右に傾ければヘッドはインサイドから下りて、プレーンは右を向きます。ドライバーでは92度で構えた軸を106度に、アイアンでは90度で構えた軸を101度に傾けるのが理想的な数値です。これでスイング軌道を調整できます。軸の傾きは体重移動で変えられます。スピンをかけて止まるボールを打つアイアンでは左サイドにしっかりと体重移動するのがオススメ。左サイドに体重移動すると軸の傾きが浅くなり、上からヘッドを入れやすくなります。一方、スピンを減らしてランが出るボールを打ちたいドライバーは、体重移動を少なくし、右サイドに体重を残して、アッパーに振り抜きましょう。右に残した体とクラブヘッドが遠心力に逆らって引っ張り合いを起こして、大きなパワーを生んでくれますよ。

■堀尾研二ほりお・けんじ /1971年生まれ、岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事しスイングを学び、2002年からツアープロの帯同コーチとして活躍。谷口徹、田島創志、塚田よおすけ、小木曽喬らの優勝に貢献。KEN GOLF ACADEMYを主宰し、アマチュアに向けたレッスンも精力的に行っている。◇ ◇ ◇身長161センチ・58キロで最長300ヤード超え!? 関連記事『身長161センチ・58キロのドラコン女子 筋力がなくても300ヤード飛ばせる理由は「脱力です」【持たざる人の飛ばし術】』にて飛ばしの秘訣を大公開中!

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