グリーンを狙うショットの精度を大きく左右するアイアン。最近のアイアン売り上げランキングでは、上位モデルの顔ぶれが固定化しつつある。そこで、これらの人気モデルがなぜ売れているのか、その理由を探ってみた。
【写真】1位『ZXi5』、2位『G440』、3位『P790』、5位『258CBP』の7番アイアンの顔を等倍で比較!
◇ ◇ ◇最新のアイアン売り上げランキングは以下の通り。1位はダンロップの『スリクソン ZXi5』、2位はピンの『G440』、3位はテーラーメイドの『P790』と続く。5位にはブリヂストンの『258CBP』がランクインしている。【アイアン売り上げランキング】1位 ダンロップ スリクソン ZXi52位 ピン G4403位 テーラーメイド P7904位 ダンロップ ゼクシオ13 レディス5位 ブリヂストン 258CBP※データ提供:矢野経済研究所(7月21日〜7月27日のデータ)それぞれの人気モデルについて、ギアに詳しいプロゴルファー・伊丹大介が試打分析したコメントを紹介する。【1位 ダンロップ スリクソン ZXi5】「操作性が高いヘッドに、キャビティ構造によるやさしさと飛距離性能が加わっています。入射角を変えてもきれいに抜ける山型ソールで、弾道の打ち分けも可能です」。このモデルは「AIG女子オープン」(全英)で優勝した山下美夢有が6番アイアンに使用している。【2位 ピン G440】「スイートエリアの広さとソールの抜けの良さが抜群の大型キャビティ。タテ距離のブレが少なく、初・中級者でもピンをダイレクトに狙いやすいモデルです」【3位 テーラーメイド P790】「中空構造によるスイートエリアの広さと、ボールがフェースに乗る感覚が特長。飛距離・操作性・寛容性をバランス良く備えています」【5位 ブリヂストン 258CBP】「トップブレードに適度な厚みがあるキャビティモデルで、操作性とやさしさのバランスが絶妙。中・上級者が安定してコースを攻められるモデルです」ちなみに、山下美夢有や竹田麗央が使用する『スリクソン ZXi7』については、「シャープなヘッド形状とソフトな打感で操作性が高いです。幅が狭い山型ソールはどんなライからでもきれいに抜け、スピンコントロールがしやすい」と伊丹は分析している。
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