ドライバー選びにおいて、“一発の飛び”はやはり大きな魅力であり、多くのゴルファーが重視する要素のひとつだ。しかし、実際のラウンドでは毎回ナイスショットが打てるとは限らないのが現実。特にアマチュアゴルファーにとっては、芯を外してしまった時にどれだけ飛距離が落ちないか、つまり「ミスに強いかどうか」が、結果としてスコアを左右する非常に重要なポイントとなる。
【計測画面も公開】1.5cm「ヒール寄り」で打ったときの飛距離ランキング 1~5位
そこでALBA Netでは、リアルなアマチュアゴルファーにこそ刺さる性能=ミスヒットへの強さに注目し、ドライバー性能を検証することにした。今回フォーカスしたのは、多くのゴルファーが無意識のうちにやっている“ヒール寄りヒット”。本来なら飛距離ロスや曲がりの原因になってしまうこの打点で、どれだけ飛ばせるかを徹底的にテストした。トップに立ったのはピン『G440MAX』。1球目 244.5ヤード2球目 244.1ヤード3球目 244.3ヤード4球目 244.3ヤード5球目 244.6ヤード【平均 244.4ヤード】以下、ピンの担当者コメント:「Gシリーズのドライバーは、これまで高MOIと深低重心で“ブレない飛び”を追求してきた歴史があります。13代目となるG440は、その高MOI性能を維持しつつ、PINGが理想とする重心線に最も近づいた“飛び重心”設計で誕生しました。インパクト時のエネルギーを効率よくボールに伝え、高初速・高弾道を実現。G440 MAXはシリーズ内で最もMOIが高く、ミスヒット時でも方向性が安定。新たなヘッド形状により構えやすさや振りやすさも向上し、打音や打感もさらに進化しています。複数の要素を最適に組み合わせた“インパルスモーメンタム”により飛距離性能に磨きをかけたG440は、プロからアマチュアまで高い評価を集めています。」◇ ◇ ◇打点や左右打出角の調整等、クラブ1本計測するのに半日かかることも。そのため今回のテストを実施するにあたりクラブ本数に上限があり、各メーカー1モデルに限定し自信のあるクラブを指定してもらった。そのクラブリストが下記14本(メーカー名五十音順)。なお、スペックはメーカー指定になる。・キャロウェイ『ELYTE』10.5°純正ベンタスグリーン5S・グローブライド『24ONOFF AKA』10.5°純正SMOOTH KICK MP-524D-S・コブラ『DS-ADAPT MAX-K』10.5°純正スピーダーNX for COBRA-S・ダンロップスリクソン『ZXi LS』9°純正べンタスZXi-S・テーラーメイド『Qi35』10.5°純正ディアマナTM50S・ネクスジェン『NS250』10.5°SS RED・ピン『G440MAX』9°純正TOUR 2.0 BLACK65S・ブリヂストン『B3 MAX』9.5°純正ヴァンキッシュBS40 for MAX-S・プロギア『RS MAX』9.5°TENSEI FOR PRGR-S・本間ゴルフ『TW767』9°純正ヴィザードEZ-C-S・マジェスティ『マジェスティロイヤル』9.5°純正LV560-S・ミズノ『ST-MAX 230』10.5°純正Tour AD GM D55-S・ヤマハ『インプレスDRIVESTAR TYPE/D』10.5°純正スピーダーNX TM-425D-S・ヨネックス『EZONE GT MAX』10.5°純正AK-04GT-Sテスト条件は下記。@ヘッドスピードはクラブ長を問わずフェースセンターで42m/sに統一(ヒール側は若干HSが下がる)A完全なストレート軌道&スクエアヒット&フェーススコアラインの真ん中から1.5センチヒール寄りの打点B入射角はアッパー2.4度C打球数はスピン量エラーを除いた5球平均Dボールは24時間25度の環境で保管したタイトリスト『ProV1』を使用※計測機器はプロギアのカメラ式最高機種『RED EYES』を使用。飛距離はキャリーとランの合計。
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