2025年はピンの『G440シリーズ』がドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティで圧倒的な1位になっているが、アイアンだけは『スリクソン ZXi5』が1位になることが多い。スリクソンのアイアンは『ZXi』だけではなく、前作の『ZX5 MkU』、前々作の『ZX5』も人気だったが、その要因についてPGAツアースーパーストア千葉浜野店の大野木翔さんに話を聞いた。
【写真】『スリクソン ZXi5』はV字型ソールで抜けがいい! 『ZX5 MkU』と顔も比較
「まず、見た目がカッコイイこと。日本人ゴルファーはアイアンでシンプルなデザイン、軟鉄鍛造らしい雰囲気を求めていて、スリクソンはその好みに完全にマッチしています。スリクソンのアイアンを手にとって『見た目が嫌!』という人はまずいないと思います。それでいて決して難しいアイアンではなく、打感、飛距離性能、寛容性のバランスが良い。昔のスリクソンよりも幅広い層のゴルファーが購入しています」さらに大野木さんはソール形状が人気につながっていると指摘する。「スリクソンのアイアンが人気になったのは、松山英樹選手の影響もありますが、V字型のソール形状を採用してから売り上げが伸びました。あのソールによって抜けの良さが格段に進化したことが大きかったと思います」最新モデルの『ZXiシリーズ』ではアイアン全モデルにV字型の『ツアーV.T.ソール』を採用。このソールは抜けの良さだけではなく、インパクトでロフトが立つことで飛距離を伸ばす効果も隠されている。そういう点も人気No.1の理由と言えるだろう。【アイアン売り上げランキングトップ3】1位 スリクソン ZXi52位 ピン G4403位 テーラーメイド P790※データ提供:矢野経済研究所、7月21日〜7月27日のデータ◇ ◇ ◇人気アイアンの傾向を調査! 関連記事:【最新アイアン39モデルを診断 売れ筋は“ちょいやさしい軟鉄”の『セミアスリートタイプ』!】をチェック!
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