R&AとUSGAのコンフォーミング(適合)リストの「ドライバー」カテゴリに、住友ゴム工業の新しいヘッドが登録されている。それが未発表プロトタイプの『Srixon ZXi LS Mini』だ。PING以外の海外大手ブランドで展開されるミニドラ戦線に、国内ブランドのスリクソンも加わるのだろうか。
【画像】市販品の『ZXi LS』と『同Mini』の適合リスト画像をウェイトサイズを揃えて大きさを比較
既報の通り、発売中の『ZXi LS』ドライバーはその飛びに評価の高いモデル。編集部で実施したロボットテストでは真ん中打点、トウとヒール1.5cm外しの打点でも並み居るメーカーの中で2位になった他、直近で横峯さくらやリ・ハナらの契約外使用が加速中。 そのミニドラ版と見られる登録された新ヘッドは、ロフト13.5度のみ。識別マーキングは同社得意の『REBOUND FRAME』がソールに、『i-FLEX』がフェースに書かれている他、画像のようにロフトの流れで『13.5 MINI』と表記されている。 ただし、製品化は未知数なところ。というのも、市販品以外に『ZXi LS』ドライバーは、末尾に『T244』『T248』『T249』『T251』『T253』『+』『Diamond』『Diamond(Ver.2)』が付く8種類もの右用プロトが適合リスト登録されているからだ。直近でテストや投入があるのか、男子プロを中心にスリクソン勢の動向に注目したい。
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