ゴルフ界にはちょっとあやしい飛ばしのギアがある。「スプレーで+10ヤード!」「飛ばせるティ」「高反発ボール」などなど。この企画では気になってはいるけど、意外と試したことがない都市伝説的な飛ばしギアをJPDA所属のドラコン系女子がガチンコで検証してみた。
【画像】粘着力の強いグローブだと、スイングの「この部分」で非力な人をサポートしてくれる!
ドライバーやボールにも高反発の競技で使用できない特殊なモデルがあるが、実はグローブにも競技では使えない違反モデルがある。R&A、USGAのルールでは「スイング補助機能などプレーに影響を与える」グローブは違反。今回はそれを承知の上で、あえて2つの違反グローブをJPDA(日本プロドラコン協会)所属のドラコン系女子・川村李咲選手に試してもらった。
一つ目は特殊なシリコン樹脂を生地に使ってグリップ力を強化する『G GOLF シリコン樹脂加工 非公認ゴルフグローブ』。手の平から指先までシリコン加工のプリントがびっしり入っている。さっそく川村さんに打ってもらうと、いきなりヘッドスピードが約2m/sも上がった。 「粘着力がすごくて、軍手みたいです。普通のグローブより握力が強くなった感じがするので、スイング中はゆるめに握った感覚があってヘッドが走ってくれます。このグローブは女性とかヘッドスピードが遅いゴルファーに効果があると思います」 ヘッドスピードが上がったことにより、キャリーが4ヤードも伸びた。
【マイグローブ】ヘッドスピード 42m/sボールスピード 61m/sミート率 1.46打ち出し角 13.1度バックスピン 2282rpmキャリー飛距離 231ヤードトータル飛距離 252ヤード 【G GOLF】ヘッドスピード 44m/sボールスピード 64m/sミート率 1.45打ち出し角 15.3度バックスピン 2208rpmキャリー飛距離 235ヤードトータル飛距離 255ヤード
2つ目は『MONKEY GRIP』。最大の特徴は手のひら部分に2本、指先にも1本のパッドが入っており、そこにグローブを当てて握るとインパクトでフェースが開かないこと。スライス防止、グリップ力を高める効果があるとのことだが、川村選手の反応はイマイチだった。 「正直に言って、いつもの握り方ができない時点で違和感がありました。パットが効いていて、握り方を決められてしまうので、いつもの握り方が全くできません。ゴルフ歴が長くて、特にウィークグリップで握っている人には合わないと思います。逆に初心者には良いと思います。握り方を固定してくれることで左手が使いやすくなります」 なかなか芯に当たらなかったこともあり、ボールスピードも飛距離もダウンしてしまった。
【MONKEY GRIP】ヘッドスピード 42m/sボールスピード 60m/sミート率 1.44打ち出し角 14.0度バックスピン 2795rpmキャリー飛距離 225ヤードトータル飛距離 246ヤード 違反グローブについて川村選手は
「通常のグローブに慣れていると、違反グローブはかなりクセが強いと思います。だから合う・合わないがはっきりわかれると思います。私はシリコン樹脂のグローブは良かったですけど、パットがついているのは無理でした」 結果は1勝1敗。川村選手に合わなかった『MONKEY GRIP』だが、初心者のスライサーには大幅に飛距離アップする可能性もあるだろう。 ?川村李咲? かわむら・りさ/1999年生まれ、沖縄県出身。8歳からゴルフをはじめて、高校卒業後はヨネックスCCの研修生に。2019年頃からティーチングに興味を持ちはじめ、ジュニアゴルファーの指導をはじめる。2021年にはJPDAドラコンプロのライセンスを取得。現在はK’s Island Golfのコーチとして活躍している。@ralisa_golf
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