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“全英前哨戦”に日本勢9人が出場 渋野日向子らがさっそくコースで練習ラウンド

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 事前情報◇21日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6538ヤード・パー72>1週間のオープンウィークが明け、今週から米国女子ツアーは英国連戦がスタート。ISPSこと国際スポーツ振興協会が冠についた大会が、スコットランドで行われる。これは来週、ウェールズで開催されるメジャー今季最終戦「AIG女子オープン」(全英)の“前哨戦”という位置づけにもなる。

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日本勢は2022年大会にルーキーでツアー初優勝を飾った古江彩佳をはじめ、竹田麗央、岩井千怜、山下美夢有、岩井明愛、勝みなみ、馬場咲希、吉田優利、渋野日向子の9人が出場。開幕3日前の月曜日には、日本ツアーからの連戦となる勝を除いた、8人がさっそくコースに登場した。リラックスした表情を見せながらも、短いオフの余韻に浸る間もなく戦闘モード。練習ラウンドに真剣に取り組む姿があった。渋野は午前中にアウト9ホールをラウンド。ホールアウト後はドライビングレンジで長い時間を過ごした。球がつかまらず、理想とするストレート目のドローが出ないときには悔しそうに首をかしげる姿も見られたが、スイングを確認しながら球を打ち込んだ。竹田もアウトコースをラウンド。山下は早朝から18ホールを回り、練習場ではコーチである父と通話をしながら、調整を進めた。今週の最高気温は20度を下回り、海からの風が吹けばかなり肌寒くなりそう。火曜日は練習日で、開幕前日の水曜日はプロアマが予定されている。全英へ弾みをつけるためにも、大事な前哨戦になる。(文・笠井あかり)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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