準備運動で、肩周りの筋肉を伸ばす『静的ストレッチ』で満足をしているゴルファーが多いようですが、あまりオススメできません。朝イチに必要なのは、血流を上げつつ筋肉を伸ばす『動的ストレッチ』。運動をして筋温を上げることで、朝から“振れる”体を作ることが大事です。
【写真】イスに座って上げた足をプラプラ……できない人は股関節が硬い証拠!
筋温とは、筋肉の温度のこと。これを上げることで、パフォーマンスが向上するほか、ケガのリスク軽減にもつながります。では、どんな動的ストレッチを行ったら良いか。実践に移る前に、まずは簡単なテストを行って、肩周りと股関節の硬さをチェックしましょう。どちらの筋肉がより凝り固まっているかで有効なストレッチも変わるので、まずはテストで確認してください。■テスト1両手を上げて耳ヨコまで動かす背筋を飛ばして真っすぐ立ったら、両手を高く上げて、腕が耳ヨコにくるかをチェック。伸ばした腕が地面と垂直になるように上げられるのが理想です。そこまで上がらずに耳より前に腕がくる人は、肩甲骨や肩周りの筋肉が凝り固まっています。
■テスト2イスに座って足を左右に動かす椅子に座った状態で片足を上げます。次に、モモを固定したまま足を左右に動かしてください。これを両足行います。足がほとんど動かない人は股関節周りが硬い証拠。股関節をほぐす必要があります。
解説/菅原 賢すがわら・けん/1975年生まれ。2002年からJGTO帯同トレーナーとして、多くの男子プロを担当。その後はトップ女子プロもサポート。東京都の「トータルゴルフフィットネス」を主宰。◇ ◇ ◇1位〜10位にランクインしたのは?→関連記事【一緒にお酒を飲みたい女子プロランキング! 小祝さくらに渋野日向子……盛り上げ上手は誰だ?】をチェック!
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