<アムンディ・エビアン選手権 2日目◇11日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>アマチュアだった2023年以来、2年ぶり2度目の出場だった馬場咲希は、トータル8オーバーで予選落ちを喫した。2日目に2バーディ・5ボギー・1トリプルボギーの「77」と大きく崩れ、エビアンでの挑戦は今回も2日間で幕を閉じた。
最近、課題としていた部分が露呈した。「ショットが全然良くなかった。ドライバーがずっと悪い。それがきょうも出てしまった」。2日間のフェアウェイキープ率は50%(13/26)。飛ばし屋ならではの宿命ともいえるが、これが当面の課題だ。1Wは馬場にとって生命線。しかし、「今シーズンに入ってから特にドライバーが良くない。ショットが全体的に“ん?”みたいなのが多い。メジャーのセッティングだと、悪いのがむき出しになる」。特にこのエビアンはフェアウェイ幅が狭い。曲がればラフにつかまることはもちろん、林にまでいってしまう。「(曲がりは)両方、いろいろ、様々なボールが…(苦笑)。セカンドショットはそこまで悪くなかったけれど、打てるところにないので出すだけとかが多かった。(原因は)分かっているのに、やってしまう」来週はオープンウィーク。調整にあてられる時間はいつもより多い。コーチも欧州に残り、顔を合わせて指導を受けることができる。「ここまでの試合でもショットについてけっこう話していた。今回もまた新しく話すことがある。そこを来週に練習できたら」。次戦「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」は、「AIG女子オープン」(全英)の前哨戦。リンクスでの戦いに向けて備えていく。(文・笠井あかり)
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