「ニチレイレディス」で見事ツアー初優勝を飾った入谷響。平均飛距離2位を誇る彼女は、ウェッジ選びにもこだわっている。本人に直撃してみた。
【写真】『クリーブランド RTZ ツアーラック』の『フル』グラインドは、幅が広くバンスが多い
入谷は、58度で『クリーブランド RTZ ツアーラック』を使用。現在、リカバリー率62.2%で35位にランクインしている。「このウェッジは顔がスッキリしていて構えやすいですね。スピンもけっこうかかります。なんなら、私はスピンがかかり過ぎて戻ってきてしまうくらい(笑)」ソール幅が広く、ダフリの許容性が高い『フル』グラインドをチョイス。バンスは12度と多めで、ザックリしやすいアマチュアでも使えるやさしいタイプを使用している。「アプローチはずっとこれで打っているので、慣れていますね。アプローチは上から打ち込むタイプなので、バンスはあった方がいいかなと思います。ソールの抜けはいいですね。サラッと払う打ち方はしないので……」シャフトは、『N.S.PRO モーダス3 ツアー105 S』を採用。アイアンとの流れを重視して、同じ重量と硬さのモデルをチョイスしているという。圧倒的な飛距離を備える入谷にとって、ショートゲームの精度が上がれば、2勝目の可能性も高まるというもの。大迫力のティイングエリアだけでなく、グリーン周りにも注目して見てみたい。◇ ◇ ◇入谷の使用ギアを調査! 関連記事【初優勝の入谷響は260Yに迫るパワーヒッターなのに、なぜやさしい軟鉄アイアンを使うのか? ZXi5とZXi7で悩んだ挙句……】をチェック!
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