<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇25日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇6956ヤード・パー71>
【画像】新しい『Tシリーズ』アイアンの、全モデル・全番手の構えた顔を撮影した!
PGAツアーのアイアン使用率で、11年連続No.1のタイトリスト。既にPGAツアーとDPワールドツアーでは新しい『Tシリーズ』アイアンのツアー検証プロセスを開始していたが、今週から国内男子ツアーでも本格供給が始まった。
歴代作もトウとヒール内部にタングステンを内蔵しミスに強いが、ヘッドスピードの速い選手は『MB』や『CB』が中心で、飛ばし屋の幡地隆寛も『620MB』を使ってきたが今作は『T100』に前向き。理由は目澤秀憲コーチとのスイング改造で最下点の管理を変更したからで、「MBは薄い当たりで距離がガクッと落ちた」と、複合構造でミスに強い『Tシリーズ』への移行を決意したよう。 ■T100はMBより6〜7割のパワーで済む 「(T100は)めちゃくちゃやさしくて、飛んでるしつかまりすぎない。ラフからもフライヤーし過ぎずに高さが出てくれます。前の『T100』はけっこうつかまりすぎたりとかして、その辺が懸念点ではあったので、結局その時は『MB』にしたんですけど、今回はフェードがかかりにくいとかが全くなくて、イメージ通り『MB』と同じ球筋が出ているので、替えても違和感はないかなと。
やさしいし薄い当たりでも距離が落ちないので。『MB』で一生懸命打ってきたけど、6〜7割のパワーでしっかり安定して距離を出せるようになった。そこは一番大事だと思っていて、試合になったらずっと芯に当てられるわけではないので、少しズレた時にパフォーマンスが落ちない所が、18ホールを4日間続けて、蓄積されていくストレスを減らせるんじゃないかなって」(幡地) また、これまで3Iに『T350』を採用していたが、新しい『T350』も試してこう話す。
「前作は(インパクトを上から)厚く入れないと飛ばなかったのですが、今回はクリーンに当てても飛んでくれる。(238yキャリー表示で)うん、飛んでいますね。それとミスヒットに強いと感じました。上がりやすくなって、やさしさもあって、狙いやすくなった。今週入れたいと思っているので、練習ラウンドでも試していきます。(コンボセットで構えた顔のフローも)違和感はなくて『T350』もけっこうシュっとしたデザインになっていると思うので、その流れで3番アイアンにも同じ流れでいけているかな」(同) ■全英を控える阿久津未来也は新モデル『T250』 2019年の初代から3代にわたって続いた『T200』が消滅し、今作にはシンプルなバックフェースデザインで大きめの『T250』が用意されている。こちらの5Iを「入れる方向」と話すのは初勝利を挙げ、次週の「全英オープン」出場を控える阿久津未来也だ。全英を見越して、3Iと4Iも継続テストする意向を明かしていた。
「(新モデル『T250』の印象は)構えた感じはシャープに見えます。よりアイアンっぽいような感じで、出球で上に初速が出ていくので、高さも出ますし、距離も出ています。5番アイアンは入れます。3と4は様子見ながらですかね」(阿久津) その他、勝俣陵(T250の3I/T100の3I)や米澤蓮(U505)、そして前田光史朗(T150全番手/T250の5I)も新しい『Tシリーズ』をテスト。シーズン中はクラブを替えない主義の米澤に対し、勝俣と前田は新作を投入する意向を話していた。
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