最近の女子ツアーの傾向として“飛び重視”がドライバーだけでなくボールにも見られる。スピン系ボールの中でも硬めで、初速を出しやすいモデルを選ぶ選手が増えているのだ。
【10段階で評価】ボールの「重さ」で差が出る! 女子プロ使用28モデルの番手別の打感を大公開
◇ ◇ ◇近年の国内女子ツアーでは、コースの距離が伸び、グリーンも硬く速くなっている。「その結果、ドライバーやシャフト選びにおいても飛距離を重視する女子プロが増加しており、この傾向は使用するボールにも顕著に表れています。ボール初速を出しやすい硬めのスピン系ボールが多く選ばれているのです」(クラブフィッター・吉川仁氏)実際に各メーカーの硬めのスピン系ボールを使用しているプロ選手を調査したところ、以下のような結果となった。【ダンロップ スリクソン Z-STAR XV】:岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら、渋野日向子、山下美夢有、菅楓華など【タイトリスト プロ V1x】:鈴木愛、佐久間朱莉、臼井麗香など【ブリヂストン ツアー B X】:桑木志帆、稲見萌寧、佐藤心結など【キャロウェイ クロムツアーX】:西村優菜、政田夢乃など【テーラーメイド TP5x】:新垣比菜吉川氏は、硬めのスピン系ボールがLS(ロースピン)モデルのドライバーとも相性が良いと指摘する。「前に飛ぶ力が強く、さらに初速を上げることで、効率の良い弾道で飛距離を伸ばすことができます。また、最新モデルは硬めであってもショートゲームにおけるスピン性能は非常に高く、さまざまな弾道で寄せることができます。シニアゴルファーでも飛距離を求める人には、硬めのスピン系ボールはおすすめですよ」スコアに悩んでいるゴルファーは、飛距離性能を重視したスピン系ボールの使用を検討してみる価値がある。◇ ◇ ◇最新ボールの打感を調査。 関連記事【打感=飛距離につながる!? 人気ボール28モデルのヘッドスピードと硬さのマッチングを大調査!】をチェック!
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