今季、「シェブロン選手権」で海外メジャー初制覇を果たし、「全米女子オープン」では暫定単独トップに立っている西郷真央。クラブ契約フリーの彼女は、2022年発売の軟鉄鍛造アイアンを愛用する。その詳細をレポートしたい。
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アイアンは『JPX923フォージド』に『N.S.PRO 850GH neo S』シャフトを採用。以前、採用する理由について、西郷は以下のように語っていた。「前に使っていたモデル(『JPX921 フォージド』)の後継なので、初めから違和感なく打てました。クラブの抜けが良くなって、手首への負担が少ない。クラブが刺さってヘッドが返ることもなくなりますし、左右のズレも落ち着きました」また、クラブフィッターの吉川仁氏は、『JPX923フォージド』の打感の良さを絶賛する。「ミズノ独特のネックと一体成型で仕上げられたアイアンで、打感がかなり柔らかいモデル。5〜7番はクロムモリブデン鋼、8番〜PWは『S25CM』をフェースに使用しているので、柔らかいけど上の番手では飛距離も出ますね。顔もシャープで構えやすいので、女子プロに人気です。使用シャフトの『N.S.PRO 850GH neo S』は、二重ステップでタメが作りやすく、先端が動かないので、方向性重視なのが伺えます」(吉川氏)最近女子ツアーでは『ちょいやさしい軟鉄アイアン』が流行している。スマートな形状なのに寛容性が高い。昔の軟鉄アイアンに比べて格段にやさしくなっており、飛距離性能が高いことも人気につながっている。最新のアイアン売り上げランキングを見ると、アマチュアにも『ちょいやさしい軟鉄アイアン』の人気が高いことが伺える。顔がシャープで『ちょいやさしい軟鉄アイアン』は、スコアアップを狙うアマチュアこそ試す価値があるのかもしれない。◇ ◇ ◇女子プロの使用アイアンを調査! 関連記事【最新アイアン34機種の性能早見表を作ってみた! アナタに合う軟鉄鍛造モデル・ぶっ飛びモデルはどれ?】をチェック!
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