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部活漬けの毎日→ドラコンプロへ 最長315ヤードの鈴木真緒が目指す"2刀流"

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第4戦 PIM Ladies Tournament(1日競技)◇20日◇セブンハンドレッドクラブ(栃木県)◇6389ヤード・パー72>昨年の第7戦「リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ」以来、約1年ぶりの出場となった鈴木真緒は”ドラコンチャンピオン”という肩書を持つ。現在は日本プロドラコン協会(JPDA)に所属し、チャンピオンズリーグの一員として、主にコース開催の大会に出場している。

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中学校は陸上部、高校から大学まではライフセービング部に所属。泳いだり、砂浜を走ったり、ボードを漕いだり、人を運んだりと部活漬けの生活を送っていた。ところが、大学3年生の時にコロナが流行。部活動と就職活動ができなくなった。そんな時にドラコンをやっている幼なじみに誘われたのをきっかけに始めたという。もともと小学生の頃にゴルフ経験はあったが、9年ぶりにドライバーを握った。そして3年目を迎えた昨年、「第1回ドラコンプロタイトルマッチ」でマイナス52キロ級でチャンピオンに輝くと、続く第2回大会の無差別級でも優勝。2階級制覇を果たした。身長154センチと小柄ながら、長年のライフセービングで鍛えられた身体で最長315ヤードを飛ばす。14本でスコアメイクするゴルフとは異なり、ドライバー1本で勝負するドラコンだが、協会が掲げるのは「ゴルフにつながるドラコン」。第4戦は強風と大雨のなかスタートし、ランが出なかったことで、売りの飛距離を生かせずに10オーバー・45位タイに終わったが、「上位に食い込めるよう精進したい」とこれを糧にするつもりだ。鈴木は26日(日)、三豊ゴルフクラブ(鹿児島県)で開催される「ドラコンプロ タイトルマッチ 2024 Season.1」に参戦予定。”小さな飛ばし屋”は「チャンピオンの座を防衛したい」とゴルフとの2刀流を目指していく。(文・小池文子)

<ゴルフ情報ALBA Net>